2017年4月24日月曜日

線維を効率よく食べる方法

前回に続いて今回も千切り礼賛です。
 

このあいだ、おもしろいテレビを観ました。
乳酸菌入りの飼料を家畜に食べさせることで、美味しい肉を作り、いい肥料を作る、という、乳酸菌のベンチャー企業についての放映。

牛のエサに特別な乳酸菌を配合して食べさせることによって、腸内の悪玉菌が減る。
悪玉菌が減った牛糞や尿に木くずを混ぜて発酵させると、有害な菌が死んで、牛のうんこがいいニオイになる。その上、牛が病気にかかりにくくなる。
臭くない牧場で育った牛はストレスもなく、おいしい肉になるのだそう。そのうんこを肥料にして育てた野菜がまたうまいといいことづくめ(2017年2月27日テレビ東京「クロスロード」)。

牧場では、社長の内藤義夫さん自ら牛のエサをチェックして回る。見ると、社長、やおら牛のえさを口に入れる。カットされた草を牛が食べているエサ箱からつまんで試食。 そして、牧場の主に声をかける。
「刃、研いでる?」
「あ、最近ちょっと」
「研いだほうがいいよ」
手元の草を見せると、草の切り口がちぎれている。「こうなってしまうと、繊維がつぶれてしまってもったいない。なるべく繊維は効率的に摂りたいから」
腸内で乳酸菌が元気に働くためには、大量の繊維が必要です。牛さんがせっせと食べている大量の草は機械でカットしますが、その刃がしっかり研がれていないと、切り口がぐしゃっとなってしまう。繊維がつぶれてしまうのですね。

このくだりを見て、ハハァ、なるほど、と、あることに初めて合点がいきました。

数年前、包丁を作る職人の親方に取材をしました。
店頭にあるさまざまな包丁を紹介しながら親方の奥さんが言った言葉が、ずっと私の頭に残っていました。
「包丁で料理を作るということが、健康のために一番大事なことなんですよ。包丁を使わないで生活している人は、病気になります」
そりゃ、コンビニで出来あいのものを買う生活よりも、包丁で野菜や肉を刻んだほうが健康的な食生活であることはなんとなく理解できる。だけど、包丁と健康の関係性には、「なんとなく」じゃなくて、論理的な裏付けがほしい。残念ながら記事にはできませんでした。
そうだったんだ、こういうことだったんだ! と思いました。

繊維を効率よく摂るためにこそ、包丁は大切。
日本人は古来、繊維質をたくさん摂ってきた民族。その食生活と健康を支えるのに、よく切れる包丁が大きな役割を担ってきたのに違いないです。
あの奥さんも、そのことをほんとうは言いたかったんでしょう。

「よそのメーカーの包丁でキャベツ切り出したら、評判悪くなったんで、またお宅の包丁に変えたよ」と、人気のトンカツ屋さんに言われたと、包丁屋の親方がうれしそうに話していたのを思い出します。

女優でエッセイストでもあった沢村貞子さんは、晩年の朝食にサラダを欠かさなかったそう。
そのサラダが、「冷蔵庫にある野菜を手当たり次第刻みこんだ」もの。
そのサラダにならって、最近の我が家の定番もそういうサラダ。ありもの野菜をトントンと刻んでボウルにふんわり盛り付けています。
不思議とレタスをちぎったサラダより我が家の男どもに人気。

ぶきっちょながら、自分で研いだ包丁で、できるだけ野菜の細胞を傷つけないように切っているつもり。そのせいか、翌日、翌々日まで残してもいたまず、美味しく食べられるのです。
あ、スライサーで切ってもいいのですが、スライサーの切り口は以外とギザギザなのです。にんじんサラダのように、ドレッシングの味をよくしみこませるために切る場合はスライサーでもよいけれど、スライサーで切ると野菜の細胞を傷つけてしまうので、よく研いだ包丁できるよりも日持ちは悪くなります。
それに、スライサーは手を切りやすいのでご用心。ギザギザだから、包丁で切るよりも、かなり、痛い。ご用心。

線維をたっぷりとるためにも、私は包丁派です。



にんじんに大根、ピーマンや玉ねぎなど
なんでもかんでも。
野菜のみにして、ハムや卵の類を混ぜない主義。

2017年3月4日土曜日

キャベツの千切りを食べよう

春。
この季節になると、ああ、「キャベツ食べなきゃ」とうきうきしてきます。
家の近所の野菜の無人販売所には、元気なとれたて春キャベツがごろごろと。
手でパリパリと割って作るきゅうりと浅漬けも我が家の定番だけど、量を食べられるのはやっぱり千切りかな。
ザクザクとキャベツを切っていると、いつも思い出すことがあります。

以前、仕事で、広島風お好み焼きに欠かせないソース会社の料理撮影に立ち会わせていただいたことがありました。
そこでびっくりしたこと。
その会社の人全員が、お好み焼きがホントに大好きな人たちだった!!
料理の撮影時、料理の先生のほうは、食べさせるのに忙しくて、自分はあんまり食べてなかったりするものです。
ところが、その会社の方たちは、みんなまぁよく食べる!人たちだったんです。
お好み焼きの取材だから、当然作るのはお好み焼きばかり。さまざまなバリエーションのお好み焼きを、次々作って、もちろん取材の私たちにすすめてくださるのですが、自分たちも食べる食べる! 研究熱心とも言えるのだけど、その食べっぷりが、心からお好み焼きが好きで食べている~という感じで、私はいっぺんにその会社のファンになってしまったのでした。

お好み焼きは、粉ものでカロリーも高いイメージ。
なのに、あんなにパクパク食べているスタッフの皆さん、誰一人として太った人がいなかったんです。
その秘密は、もしかしてキャベツの千切りでは……と終日取材していて思ったのですよね。
だって、ふと見れば、いつもエプロンを付けたスタッフの誰かが、調理台に並んでいそいそとキャベツを刻んでいるんだもの。

お好み焼きは高カロリーに見えるけど、実は栄養バランス食。
とくに広島風お好み焼きは、粉は少しでキャベツの千切りが山盛りに入っています。
キャベツがたっぷり食べられて健康によい、ということもそのとき知りました。

キャベツの千切りといえば、これまた思い出す話が。
アントニオ猪木さんが現役時代に糖尿病になったとき、薬に頼らず、大量のキャベツを食べて病気を治したという話です。
ご飯を食べる前に千切りキャベツを食べて食事調整をしたそう。

それも考えると、日常的にキャベツを大量に食べているであろう、ソースの会社のみなさんが全く肥満していないのももっともと思えるのです。

そうそうあの時スタッフの人に、焼きそばに入れるキャベツも、千切りにすると、麺とからんでキャベツをたくさん食べられるからいいですよ、と教えてもらったのでした。

おかげで我が家、広島風お好み焼きは、準備をするのがなかなかめんどうでめったに作らないけれど、キャベツの千切りはしょっちゅう。
サラダの主役はキャベツの千切りだし、ハンバーグでもカレーでも、ウチではキャベツの千切りが付け合わせ。
キャベツの千切りをするたんび、あの会社の人たちが楽しそうにキャベツを刻んではお好み焼きを食べていた姿がまぶたの裏に浮かんできて、なんとも愉快な気持ちになるのです。



台所の主役が白菜からキャベツにうつると
春!っていう感じ。
(写真は冬キャベツですが)
 

2016年12月15日木曜日

忘年会シーズンのノロ対策

曇天の寒い一日が暮れて、あーカキ鍋が食べたいな、と夕刊をポストから取り出したら、「ノロウイルス猛威」の見出しが。
ちょうど今朝、ダンナが、会社の人がノロでえらい目にあったらしいよと言っていたのでした。
「突き出しのカキが原因に違いないって言ってたよ。カキ、怖いからやめてね」
「え~ノロはカキのせいじゃないと思うよ!」
そんな会話をしたばかり。
貝類が苦手なダンナとカキ大好きな私、毎年この季節、同じ会話をしてるような気がする……。

ノロウイルスは、カキなど二枚貝を通じて感染する、と言われるから、カキが犯人のように思っている人が多いけれど、悪いのはカキではないんです。
人の糞便に含まれるノロウイルスが海に流れて、その海水を吸い込んだカキがノロウイルスの居場所になる、ということ。
もっとも最近は、生食用の養殖カキはきれいな海水で育てるようになっているし、85度以上90秒以上の加熱で死滅するから、カキが原因のノロ食中毒は少ないんです。
カキからくるノロ被害(?)の報告のほとんどは夏場の岩ガキや加熱不足のカキフライ。

ではどこから感染するか?
手から手へ、ドアノブを通じて手へ、そして口から侵入……つまりはノロウイルスに感染している人の糞便が口から胃腸に入ることで、うつる。
調理している人がノロに感染していて、調理の最中に食べ物にノロウイルスがくっついて、その食べ物を食べて、感染する、ということが多いよう。
なら、ノロにかかっている人が調理しなければいいことですけど、でも、ノロウイルスには、感染してもなんの症状も出ない不顕性感染があるし、いったん感染すれば2、3週間はウイルスを出し続けてしまうので、多くは感染に気付かぬままノロウイルスを排出してしまっているというわけ。
だから防ぎようがない。
もちろん、手洗いの励行にマスク着用、塩素による調理道具消毒は有効だけれど、すべてを防ぎきれるものじゃない。
ノロにやられたら、「あたってしまった」とあきらめるほかなさそう。まぁ死ぬわけじゃなし。ついでに一年の毒出ししできてラッキーと思えばいい。

国立感染症研究所のサイトには、ノロによる集団感染についての衛生研究所の分析が載っています。
それ見ると、集団発生したかのように見えるノロでも、患者を調べてみれば、複数の遺伝子型のノロだったりする。
つまり、感染経路はバラバラであるということ。同じ人物から複数の遺伝子型のノロウイルスが見つかったという報告もあります。
つまり、ノロウイルスはどこにでもいるし、あちこちで感染するチャンスはあるけれど、発症するかしないかはウイルス如何ではなくて、その人のコンディションしだい、ということなんです。

そこで私が心がけていること。
その1)体調が悪いときには、のこのこ宴会に行かないこと。これは忘年会の鉄則。
その2)なるべくあたたかいものを食べる。
ノロウイルスは、一年中いるけど寒くなると活発になるウイルス。 ノロによる食中毒には、仕出し弁当が多いのです。私の勝手な推測ですが、ノロが暴れるのは冷たい料理も一因なのではないかな、と。
アツアツの鍋を囲んで、お腹もぽかぽかにしていたら、ノロウイルスもそう悪さはしないのではないでしょうか。
その3)寒い中帰ったら、しっかりお風呂で体を温めてから寝る。
人間に 火を通すわけにはいかないけど、40度くらいのお湯につかってしっかり体をあたためて体温を上げれば、夏場と同じようにノロウイルスも増えないはずです。
以上。

新聞で「ノロウイルス猛威!」なんてデカデカととりあげるほどのことじゃないよ。
というわけで、この冬も私は
大好きなカキを、おいしくいただきまーす!

ひなたぼっこも大切と
ウチの犬が申しております。

2016年10月27日木曜日

喘息は薬で抑える

急に冷えこんだ先日の朝方、長男の激しい咳の音で目が覚めました。
「風邪ひいたかも」よく眠れなかったらしい。
「もしかして……喘息!?」 小学校の低学年のころの一時期、季節の変わり目になると咳が出て、吸入剤を使っていたのです。
「でも治ったんだけどなぁ」成長するにつれ症状が出なくなり、本人も喘息のことはすっかり忘れていた様子。
とりあえず予備校には出かけていきましたが、「苦しいし、咳が止まらなくて顰蹙だし」と昼過ぎに帰ってきてしまいました。
「昨日全然眠れなかったから、少し寝る」なんだかかなり辛そう。
咳は止まらず、部屋に様子を見に行くと、壁にもたれて体を起こしたまま朦朧としています。「横になると咳が出るんだ」
それって真性喘息じゃないの!
「病院に行きなさい!」
「やだよ、病院なんて時間のムダ、お金のムダ、薬なんて効かねえし。前に腹の風邪ひいたときも結局治るまで待つしかなかったんだぜ」
いやいやいや、ちょっと待て。
たしかにインフルエンザやかぜに効果のある薬はない。でも、すばらしく効く薬もたくさんあるのだぞ。
「喘息には薬が必要なの!」

喘息にはステロイドという効く薬があります。ほんとうに効く薬だから副作用も大きい。それでやたら怖がる人もいるけれど、近年では薬の使い方も進化し、副作用の少ないステロイドの吸入薬を使うことで発作を予防できるようにもなっています。
喘息は、薬を使って症状を止めないとどんどん気道の炎症がひどくなり、発作が起きやすくなり、呼吸も苦しくなる。いったん症状が出ると悪循環になりやすい。体力も消耗してしまうし、気道が狭くなってしまうと治りにくくなってしまう。
喘息の場合は、しっかり薬を使って症状を止めること、薬でコントロールすることが大事なんです。

ステロイドを使わずにひたすらガマンなんて、それほど馬鹿げた話はないですよ。足の甲がアトピーになって何年間か苦しんだ私、白状すると、一時ネット上にある情報に流されて、ステロイド薬を中止したこともあります。何度かその繰り返しをして、はっきりわかったことは、アトピーの治療にステロイドは必要である、ということでした。
あるお医者さんが、ステロイドは「火消し」と言っていました。ステロイドでの治療は喘息やアトピーの炎症で火を吹いて火事を起こしているところに、火消しの水をかけるようなものだと。少しずつダラダラ使うのでは効果がない上に副作用も多くなる。一気に使って火を消し、火が消えたら段階的に減らすことが大事。そして、症状が完全に落ち着いてから体質改善を心掛ける。

いろいろ話すと、長男、じゃ病院に行ってくるとさっさと出かけていきました。やっぱり相当苦しかったんです。
病院の待ち時間が長いのがイヤだと言うので、保育園や小学校の時にお世話になった、女医さんが一人でやってる小さな内科に行くことに。あの病院が混むのはインフルエンザの時期だけ。 すぐ戻ってくるかと思ったら、小一時間して戻ってきました。

「喘息だった」
やっぱりね。
「注射された」
えーっ!そんな重症だったのか。
「酸素の量測った?」「うん測った。めっちゃ少なかった」 どうやらそうとう重症だったらしい。ステロイドの注射をされたとのこと。
「ちょっとだけ痛いけど、って言ってたのに、まだ痛いんだよな」とブツブツ言っているけれど、筋肉注射イッパツで咳もおさまり、「あー腹へった、今日の夕飯なに?」。あっという間に元気はつらつ。
ステロイド、なんてオソロシイ薬なんだ……。

とにかく症状が落ち着いてよかった。咳で眠れなかった小さいころのことを思い出して心配だったけど、薬もらえてとりあえず安心。今後はステロイドと気管支拡張剤が混ざった吸入薬で予防するとのこと。
ちょい前から少し涼しい日には咳が出ていて、なんだか怪しいなと思っていたけれどやっぱり喘息だったか。
子どものころの喘息が大人になって再発するのは、ハウスダストなどのアレルゲンよりもストレスが原因のことが多いのだとか。ポーカーフェイスだけど、我が家の浪人生、けっこうストレス抱えてるのかも。


「このピンクの赤ちゃん用の薬はなに!?」と聞くと、
「ステロイド。注射できない子どもが飲むやつ。注射の効果が切れて、病院来るヒマなかったら飲んで、って」
薬の袋にも入ってないし、先生ったら相変わらずさっくばらん。
でも融通きく先生だからありがたいのです。

2016年10月4日火曜日

「ものもらい」にならないためには

「またやっちゃったよ」 次男が目を押さえています。
またできちゃったか、「ものもらい」。
仕方ないので、常備しているものもらい用の目薬を渡します。
3週間くらい前も、目がゴロゴロすると言っていました。
さっさと目薬をさして、3日後ににはスッキリしていたようですが。

「なんでこんなにしょっちゅうなるんだろうなぁ」 ブツクサ言っている次男。
うーん、なんとなく理由はわかるような気がする。きみのその、ドナルド・トランプのように伸びた前髪を見れば……。

「ものもらい」、じつにうつりそうな病名だけれど、うつらない。
免疫力が落ちているために細菌感染して化膿したもの。まつげのところにある分泌腺に脂肪がつまってしまう場合もある。
原因の多くは、目につっかかる前髪だったり、汚れた手で目をこすったり、で細菌感染するのが主のよう。夏場にシャワーですませてばかりで、しっかり顔をあたためて洗い流さなかったために分泌腺に脂肪が詰まることもあるらしい。アイメイクの汚れが原因のこともあるそう。

次男の前髪、長いからなぁ。
しかも固い。
ゲゲゲの鬼太郎みたいに、凶器になるんじゃないか。

このあいだ、美容院の兄ちゃんともしみじみ話したのです。「髪の毛って、肌に刺さりますよね」ということ。一本でも体についていればチクチクする。
犬の毛カット用はさみで自分の前髪を切ったと言ったらムリムリ、とあきれて手を振る。
「人間の髪の毛って、犬の毛と比べモノにならないほどめちゃくちゃ固いんですよ。銅線みたいに」って。バッチリ研いである専用のはさみでなければ切れませんと。
そうなんだ。
日本人の髪はまたとくに固い。
加えて、私の髪は日本人の中でも硬くて太い剛毛であるからして。
次男にはしっかり私の髪質が遺伝してる。伸びるのも早い。次男の頭も、カットをしてもあっという間に伸びてしまう。起き抜けの次男の頭ときたら、まるで黒いニワトリが乗っかっているかのようなありさま。

生命力ばつぐんなのは結構だけど、その剛毛の前髪ですから、デリケートなまぶたに刺さればかなりの刺激があることは容易に想像できます。
チクチクするから、目をこすることも多くなってしまうわけで。
こりゃ、ものもらいにもなるわ。

そうそうその上、次男のやつ、夏の間右手を骨折していて、それでシャワーばかりになっていたのだった。
ものもらいは、ニキビのように、糖質が多く脂っこい食事も影響するそう。骨折のために運動不足で脂肪も過剰摂取だったかもね。

目にかかる前髪、風呂つかりなし、脂質の多い食事、なるほどね。

ネット上でゲーマーらしい男性が、「ゲームばっかりやってるからものもらいになるのでしょうか?」と尋ねるのを何軒か見かけたけど、原因はゲームではないと思うよ、うん。

私自身が最後にかかったものもらいは、まだ子どもたちが保育園だった若かりし(?)頃のこと。
仕事が忙しい時で、早く治そうと点眼薬ガンガンさしまくったところ、治る気配もないままお岩さんのように悪化していったのでした。
恐怖におののきながら眼科にかけこんだところ、「目薬の刺しすぎ!」「薬によるかぶれ!」の診断。
抗菌薬がまわって一時的に腫れがひどくなるのはよくあることらしいですが。くれぐれも市販薬使用時は使用量を守りましょう。

まずは、前髪は目にかからないように、お風呂につかり、脂肪摂取は適切に、予防第一です。

それにしても……。
前髪を伸ばしたがるのって、「中二病」ですかね。マンガの主人公の絵やアイドルタレントの写真で前髪が目にかかってるからって、それを実生活で真似するのはバカでしょうが。高3のくせに、次男もいいかげんに元服してほしい。

校則だからじゃありません、目を守るために、前髪が目にかからないようにするべきなんです。



大好きな菊、「もってのほか」のおひたし。
故郷山形の味です。
菊は漢方にも使うだけあっていろいろな効能があるけど、
目の炎症にもよく効くのだとか。
 

2016年7月4日月曜日

夏風邪? アデノウイルスの胃腸炎

10日前のこと。
朝起きてみたら、長男の様子がおかしい。
トイレから出て来たと思ったらまた入り。布団に倒れ、お腹を押さえてうなっているのです。

「腹が、すげえ痛いんだよ」
「腸? 胃?」
「わかんねぇ、とにかく、超痛いの!!」
朝からコントやってる場合じゃなさそう。ひどい下痢で、食事もいらないと言うのです。
夕べの何かにあたったか? 思いあたるふしはなし。もしかしたら、夏風邪かな? 夏風邪でお腹を壊すことはよくあると聞いたような聞かないような?

「食べ物が原因じゃないと思うんだよね。吐かないから……」と苦しそうに長男。
下痢するにしても、そんなにお腹が痛いって、どういうこと? でも熱はありません。
お腹丸出しで寝て、冷えたのか。
でもまぁ、いずれにしても、1日2日で、治るでしょ。
かなり具合は悪そうですが、頭はしっかりしているようなので、ほっといてもやばいことにはならないはず。
とりあえず予備校は休ませ、おかゆなど消化のよさそうなものでしのぎ、様子を見ることにしました。

ところがですよ。 3日たってもよくならない。 まだお腹も超痛いと言う。
夏風邪といっても、それほど長引くのはおかしいぞ。
もしかして、O-157などの食中毒系も疑ったほうがいい? などと心配になってきました。 でも、O-157だったら、鮮血の血便がでるはず。長男に聞くと、それはないそう。
「なんか、痛みに波があるんだよね。あ、痛くなってきた…って感じで来るんだよ」
それってじ……陣痛!?
完全にお手上げです。
「できるだけ医者には行くな」が信条ですが、3日たってもおかしいのは……。 長男、ちらっと母の顔を見ながら、「やっぱオレ、医者いってくるわ」と近くの病院に出かけていきました。

戻って来た長男。
「何だった?」
「胃腸炎だって」。
そんなのわかってるわい。 
「だから、原因は何だって?」
「さぁ。ただ、長くかかるって。1週間から2週間だって。予備校は行っていいけど、お風呂は家族で一番最後にしてください、だって」
「じゃ、O-157とかそういう系じゃないんだね?」
「たぶん」
しょうがないなぁもう、と思って処方された薬を見ると、ビオフェルミンのみで抗生物質はなし。ということは、O‐157とかの大腸菌ではなくて、抗菌薬の効かないウイルスが原因のウイルス性胃腸炎という見立てのよう。

長男に聞いても一向らちが明かないので、ネット情報を駆使して調べました。

たぶん、 原因ウイルスは、アデノウイルス。
アデノウイルスは、風邪症状を引き起こす代表的なウイルスです。インフルエンザウイルスのように変異するので、何度でもかかる。
しかも、型は51もあって、症状も多種多様。
たとえば、7型。これは、幼児がかかると、治りにくい扁桃腺炎をおこす。夏場にはやるので、プール熱ともいわれるものです。
流行性結膜炎を起こす型もいろいろ。
11型は膀胱炎を起こす。
そして、40、41型が腸管アデノウイルス。
これが胃腸炎を起こす。夏や秋にはやります。
熱はそれほど出ず、嘔吐もひどくはないけど、下痢が長引くらしい。症状が引くのに、10~2週間。ウイルスが完全に体の外に出るまでに1カ月もかかるそうです。

長男の症状は、まさにこれ‼ と膝を打ったのですが、通常かかるのはほとんどが幼児だそう。幼児の場合、下痢はするけど症状はいたって軽いようです。
あんなに痛がってるのはなんだ? って感じですが、幼児がかかって軽い病気も、オトナになってかかると重症化するというのは感染症の常。
長男め、よっぽど体力が落ちているのでしょう。サッカーをやめた次男と長男、次々と風邪のえじきになっとる。

10日たって、今朝の長男は、やっとしっかり朝食を食べていました。
やれやれと思いながら、ふと、あることを思い出しました。

長男を出産した年の夏。里帰りした時のこと。
まさに私は、長男のように、1週間以上腹痛と下痢で苦しんだのでした。
思えば、あれはまさに、腸管アデノウイルスのしわざだったのかもしれない。
ろくに食べられないまま授乳とクーラーなしの実家の暑さでヨレヨレになり、1週間以上たってから町医者に転がり込んで、点滴してもらうハメに。
ずっと点滴のおかげでよくなったと思っていたけど、そうだったのか、ちょうど治る頃合いだったんだ。
10日~2週間。そういうものだとわかっていれば。あのときは両親にも心配かけたなぁ。

プール熱の扁桃腺炎も長引くし。
いや~、夏のアデノウイルスってしつこいんですね~。

お気を付けください!



お弁当のかわりにゼリードリンクを利用しました。
サッカーやめてからご無沙汰だったけど久々の再会・・・・・。
体調の悪いときのエネルギー補給には、便利ですよね。
(スミマセン写真がなぜか上下逆ですが・・・)
 





2016年6月10日金曜日

耳かきはほどほどに

朝、出かける長男が、「あ~、昨日イヤホン壊れちゃったんだよね、どうしよう」と言っていたので、私が仕事で使っているのを貸しました。
夜帰ってきたら、 「これ、もう返す」 。ありゃ、もう新しいのを調達してる。

「母さんのイヤホン、耳に入れるのヤだったんだよね……耳垢ついてんだもん!」
見てみたら、たしかに。白いイヤホンに、茶色いのがこびりついている。
「ティッシュとかで拭いてくれたらいいコトじゃん」
「拭いたよ。でも、拭いてもとれねぇ」
やってみたら、ほんとに乾いたティッシュじゃとれない。

ボロ布に洗剤をつけて必死にイヤホンを磨いている私を見て、長男があきれたように言うではないですか。
「あのさぁ、母さん、ちゃんと綿棒で耳掃除してる? 毎日ちゃんとやったほうがいいよ。オレちゃんと風呂上りにやってるよ」
ん?  ここでちょっと待った。

「毎日は、頻繁すぎるよ」
「なんで」
「耳かきは、10日に一度でいいんだよ。毎日やるもんじゃないんだよ。このあいだ病院の待ち時間に病院のモニターでもやってたよ」

このあいだ、義母を病院に連れて行ったとき、何もすることがなく、ボケッと待合室のモニターに流れる健康情報を見ていたら、クイズが出ました。

「耳掃除はどのくらいの頻度でするべきだと思いますか?」
「① 毎日 ②3日に1回 ③10日に1回」
うーん、やりすぎるのはよくないと聞いたこともあるから、まぁ、②の、3日に1回かナ? と思っていたら。

「そしたら、正解は、じゃーん③の10日に1回だったんだよ」
「え~、それ絶対間違ってるよ。母さんいつも病院の言うこと聞かないじゃん」
「いや、これに関してはホント! かゆいから掃除するのじゃダメなんだって。よけいかゆくなるから」

昔の仕事仲間に聞いた話。耳かきをやってもやっても耳垢が出てくるのでおかしいなと思ったら、耳だれがひどくなり、激痛も起こって病院へ駆け込んだとのこと。それは耳かきのやりすぎだったそうです。
当人に「耳かきには気を付けたほうがいいですよ」と言われて、以来、私は、耳かきはごくたまに、にするようにしているのです。

耳垢にはばい菌を殺したりする働きもあって、立派に人体の役に立っているのらしい。だから、すべて取り去ればいいというものはないんです。
しかも、耳かきのやりすぎて小さな傷ができてしまうと、傷を治そうと、よけいに耳垢が出てしまうそうで。
ひどくするとカビが繁殖してしまうこともあるらしい。
そうなったら耳鼻科で抗生物質とステロイドを処方してもらわなければなりません。

「なんとなくわかるけど、でもさぁ、耳ってかゆくなるとガマンできないじゃん」
うむ。
ではとっておきの方法を教えよう。
「耳がかゆくなったときにはね、耳かきや綿棒を使わないで、まず、指先をティッシュでくるんで、耳の入り口の指が入るとこだけ、くるっとと拭く。必要なくなった耳垢は、入り口付近に出てくるの。それだけでスッキリして、かゆみが気にならなくなるから」

これ、ほんと。お風呂上りもこれだけでOK。中まで綿棒でゴシゴシこする必要なんかないんだから。

「え~、指じゃ太いよ。綿棒でやるのが気持ちいいのに」
「気持ちいいからって、やたらとそればっかりやってたらサルと一緒でしょうが~‼」

長男あきれ顔。

たしかに、花粉やら湿気でむずむずする季節ではある。
ひどい傷になって、知人のように病院に駆け込むほどでなければ、ほどほどに耳かきしていただいていいけど。

「どうでもいいけどさ、母さんのそのイヤホンは汚いからどうにかしたほうがいいと思うよ」

わかってまーすよーっ。


庭のイチゴにのっかった小さなカマキリ。
ひと雨上がるごとにたくさんのカマキリの赤ちゃんが孵っていて、
コンテナ家庭菜園のあちこちにチビカマキリがいます。
しかしまぁこのイチゴときたら・・・・酸っぱくって、食べられない!