2013年6月24日月曜日

足の甲のアトピーその2

前回の、「足の甲のアトピー」の続きです。

ほんとにアトピーなのかも判然としない状態で、医者通いをやめてしまった私。

ある皮膚科のお医者さんには、「このクツを履くと、痒くなる、というクツは履かないでください」と自信まんまんに指導されました。
言われるまま履きなれたいくつかのクツを泣く泣く処分したけど、足のかゆみはそのまんま。

トリガーは確かに、皮のサンダルだった。
でも、それ以降は、なにを履いたって、痒みが出るようになってしまった。
場所だって少しずつ動いてる。

クツのせいじゃないやい。

私は、自分で、「これはアトピーである」と断定しました。

なぜなら……ウチの長男、新生児の時、ひどいアトピー性皮膚炎だったのですが、現在もわずかに残る膝裏の痒みが、
私の足の甲の痒みとそっくりだから。

症状が出ていないときはそうでもないけど、汗で悪化し、いったん痒みが発生すると掻きむしる。

体の内部からきているような痒みだと言います。
掻きむしって、悪い血をかきだしたい!!!というような。

キョーフの痒み。

アトピー性皮膚炎のことをいろいろ調べると、
顔や胴などの、全身症状を起こしている重度のアトピー患者が完治する過程で、
最後の最後まで症状が残りがちな箇所が、膝や肘裏、足の甲、脛、手の甲などである、ということがわかりました。

長男は内臓など体全体はきわめて頑丈。全身症状は抑えられてはいるものの、抑えきれないアトピーが、足の部分に出てきてしまう、ということなのかもしれない。
痒みの質といい、発生場所といい、私の足の甲も、同じタイプのものではないだろうか?

もうひとつ、二人の共通項がありました。
足の指の間の皮が、剥ける、という症状です。

長男は今年はその症状は出ていませんが、去年、おととしはひどい状態で、ベロベロでした。
「水虫だ!」とあわてて皮膚科に行かせたのですが、
何度皮膚科に行っても白癬菌は見つからずじまい。

診断は、 「水虫になりそうな状況です」という意味不明のもので、
出されたお薬は、ヒルドイドソフトという、保湿用のハンドクリームでした。
そんなん塗っても、いっこうよくならん。

蒸れたシューズで炎天下運動しているから仕方ない、と、清潔を心掛けるのみでいるうち、いつのまにかとりあえず収まり事なきを得ました。

ところが。

今年になり、いよいよ足の甲が悪化してきた私の、左足の小指と薬指の間に、
まさに、長男と同じ、皮向け状態が起こって来たんです。

皮こそ剥けてなかったけど、以前から私の足指の間はカサカサで怪しい感じでした。
10回以上、皮膚科で白癬菌検査をしたけど、すべてシロ。

ああ、今年になってついに、皮むけになっちゃって。

これって、「水虫になりそうな状況」ってこと? 

足の甲も汚いのに、水虫、こんなオバサン、ミジメすぎる。

いや違う、これって、 長男のも、私のも、

・・・・・根っこは同じアトピーなんじゃないの~!?

足をポリポリ掻きながら、

「絶対に、絶対に、治してやるゥ~!」

とひとりメラメラと闘志を燃やすオバサンなのでした。

(続く)


いろんなものにお世話になりました。「なりました」というのは、現在、よくなりつつあるからなのです!
一番ひどいときには、ペットシートを切り取り、黄色い汁を吸わせてた。それほど悲惨でした・・・(泣)。

2013年6月14日金曜日

足の甲のアトピー

頑丈がとりえの私ですが
じつは 足の甲に、アトピーがありまして。
これが、すっごい悩みです。

発症したのは、かれこれ5年くらい前。
猛暑、炎天下の取材に、同じサンダルで走り回っていたところ
ちょうど、サンダルの皮で覆われた足の甲の部分に
突如として湿疹と猛烈な痒みが起こったのです。

皮膚科でステロイド入り軟膏を処方され、
一時はおさまったものの、すぐぶり返し。

皮膚科へまじめに通院しても全く好転せず、ステロイドが強くなるばかりなのに不安をおぼえ、
病院を変えること4回。
皮膚科のいうことはどこも同じ。
お薬を塗ってください。すぐには治りません。治るまでお薬を塗ってください。

最後は内科へ行きました。
「うーん、うーん、ナンダロウ、これは」
と人のよさそうな内科の先生が悩みながら書いてくれた処方箋。
出されたのは、マイザーという、最強のステロイドでした。

マイザー、さすが最強の薬、よく治るんですわ。一見きれいに。
なんですが、まじめにつけ続けても、絶対に完治しないんですよね。

結局、皮膚科でも内科でも、一回もはっきりした診断はなし。
アトピーなのか、なにか他の皮膚炎なのかもわからずじまい。

いまだに、治ってない。

内科の先生が、近所の大病院への紹介状を書いてくれたけど、
命が危ういわけでもなし。

こうなったらやぶれかぶれ、 自分で治してやろうと、
目下、試行錯誤(と人体実験)しているところ。

ここまで書いてきて、今、気づいた!
アタシ、 足の甲、秋冬の間は、小康状態なんですね。
キレイになってはいないが、悪くなってはいない。

それを、 夏が近づいて、サンダル等、素足で足の甲の露出がしたいばかりに
無理して治そうとして、医者行ったり、自分で治療(!?)して、
よけいヒドイことになっているみたい・・・・・。

最初は、サンダルの皮と汗が原因の、急性の接触皮膚炎だったはずなんです。
それが、ステロイド(副腎皮質ホルモン)入り軟膏の常用で、さらに悪化し、慢性化してしまった。
そして、いわゆる、アトピーというやつになった、
たぶん、そういうことではないかと。

足の甲のアトピーを治すために
いろいろ調べて私なりにわかってきたことがあるので(人体実験も含め)
次回また続きを書きます。

現在、 この根治のために、あることを人体実験中。 うまくいくか、失敗の巻になるかはわかりませんが・・・・これもこの場でご報告できれば!


靴を陰干ししながらぼんやり思う。
やっぱり、素足で履くのが好きなんです。
真ん中の白いの、数回しか履いてないのに金具壊れました(泣)。
アタシの足の甲が高さに耐えきれず。
 

2013年6月7日金曜日

重いものを持って歩こう


三浦雄一郎さんが、見事、80歳でのエベレスト登頂に成功しましたね!

世界の山を滑走していたプロスキーヤー時代をすぎ、すっかりメタボに陥っていた中からの覚醒、65歳から体を作り直し、エベレストを目ざした三浦さん。
素敵です!
日本中の中高年に勇気を与えてくれました。

テレビでドキュメンタリーを観て以来、すっかり感化されてしまって。
あたしゃすっかり、プチ三浦雄一郎教状態・・・・・。

なんといっても、三浦さんのトレーニングのキモは、ひたすら歩くこと、です。
それも、負荷をつけたヘビー・ウォーキング。
足首に重りを巻き、重ーい重ーい荷物をしょって。
腹筋などは嫌いだからなさらないそう。
そのヘビー・ウォーキングで、メタボ克服、再生不能のはずの半月板まで再生してきたというからスゴイです。

三浦さんの本には、
「本文中に記載された、『歩く』ことによるケガや病気の治癒、また骨密度等の数値の改善効果は、三浦雄一郎さん自身の体験によるものです。人により効果には差があります。」
と念入りに注意書きがあったけれど(『歩けば歩くほど人は若返る』三浦雄一郎著・小学館刊)、
いやいや、凡人だってヘビー・ウォーキングすりゃありえないことじゃない。

じつは、 ちょうどこの春の仕事の取材で、骨密度のことをさんざん聞いたばかり。

骨は、刺激を与えることで、成長する。
骨は、刺激を与えないと、減っていくんだそうです。

ベッドに寝たままでは、骨は成長せず、どんどん減っていってしまう。
宇宙飛行士は、無重力空間で過ごすから、骨密度が下がる。だから飛行中はスクワットなどの運動が不可欠。

つまり、骨密度を保つには、荷物を持って、しっかり地球(地面)に足をつけてガツンガツン歩く、ってことがなにより重要、ってこと。

ちょっとそこの奥さん、
骨粗鬆症を予防しようとカルシウム入り飲料なんか飲んでも、ソファで寝転がってちゃ駄目なんですヨ。

行商のおばあちゃんが大きな荷物を背負って歩いたり、どこかの国の女性が頭の上に水瓶を乗せて歩いたりしてますよね。
骨粗鬆症にもならず、骨が元気だからそんなことができるのね、と思ってたんですが、 逆でして。
重いものをしょって歩いているから、骨が元気なんですね~。

なので結論。
重い物を持って歩こう!
中年以降の女はとくに!!

このところ、犬の散歩がてら、坂の上のスーパーに買い物に行ってます。
牛乳にミネラルウォーター、重い買い物をたっぷり、リュックに詰め込んで、
「 三浦雄一郎さん、三浦雄一郎さん」とブツブツ言いながら、のっしのっし。

その姿は……あまり人には見られたくないんですけども。


リュックをしょってのお買いものは犬でカモフラージュしとります。
お散歩前に1本メール…。ちょっと待って。