2013年6月7日金曜日

重いものを持って歩こう


三浦雄一郎さんが、見事、80歳でのエベレスト登頂に成功しましたね!

世界の山を滑走していたプロスキーヤー時代をすぎ、すっかりメタボに陥っていた中からの覚醒、65歳から体を作り直し、エベレストを目ざした三浦さん。
素敵です!
日本中の中高年に勇気を与えてくれました。

テレビでドキュメンタリーを観て以来、すっかり感化されてしまって。
あたしゃすっかり、プチ三浦雄一郎教状態・・・・・。

なんといっても、三浦さんのトレーニングのキモは、ひたすら歩くこと、です。
それも、負荷をつけたヘビー・ウォーキング。
足首に重りを巻き、重ーい重ーい荷物をしょって。
腹筋などは嫌いだからなさらないそう。
そのヘビー・ウォーキングで、メタボ克服、再生不能のはずの半月板まで再生してきたというからスゴイです。

三浦さんの本には、
「本文中に記載された、『歩く』ことによるケガや病気の治癒、また骨密度等の数値の改善効果は、三浦雄一郎さん自身の体験によるものです。人により効果には差があります。」
と念入りに注意書きがあったけれど(『歩けば歩くほど人は若返る』三浦雄一郎著・小学館刊)、
いやいや、凡人だってヘビー・ウォーキングすりゃありえないことじゃない。

じつは、 ちょうどこの春の仕事の取材で、骨密度のことをさんざん聞いたばかり。

骨は、刺激を与えることで、成長する。
骨は、刺激を与えないと、減っていくんだそうです。

ベッドに寝たままでは、骨は成長せず、どんどん減っていってしまう。
宇宙飛行士は、無重力空間で過ごすから、骨密度が下がる。だから飛行中はスクワットなどの運動が不可欠。

つまり、骨密度を保つには、荷物を持って、しっかり地球(地面)に足をつけてガツンガツン歩く、ってことがなにより重要、ってこと。

ちょっとそこの奥さん、
骨粗鬆症を予防しようとカルシウム入り飲料なんか飲んでも、ソファで寝転がってちゃ駄目なんですヨ。

行商のおばあちゃんが大きな荷物を背負って歩いたり、どこかの国の女性が頭の上に水瓶を乗せて歩いたりしてますよね。
骨粗鬆症にもならず、骨が元気だからそんなことができるのね、と思ってたんですが、 逆でして。
重いものをしょって歩いているから、骨が元気なんですね~。

なので結論。
重い物を持って歩こう!
中年以降の女はとくに!!

このところ、犬の散歩がてら、坂の上のスーパーに買い物に行ってます。
牛乳にミネラルウォーター、重い買い物をたっぷり、リュックに詰め込んで、
「 三浦雄一郎さん、三浦雄一郎さん」とブツブツ言いながら、のっしのっし。

その姿は……あまり人には見られたくないんですけども。


リュックをしょってのお買いものは犬でカモフラージュしとります。
お散歩前に1本メール…。ちょっと待って。

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