2015年2月11日水曜日

インフルエンザにかからない方法

今年も、我が家の息子たちはインフルエンザにかからずじまいでした。

長男のほうは、サッカー部からお奨めされているインフルエンザワクチンを固くお断りしているため、
かかってしまったらコーチに責められてしまうかなぁ、と少々心配していました。
去年はまったくインフルエンザで休む人が出なかったサッカー部も、
今年はけっこう休みが出たようだったので。
でも、学校での流行中も、長男にはカゼっぽい様子いっさいなしでした。

次男のほうは、スキーの移動教室中に、インフルエンザを発症する人が続出。
帰りのバスで、隣に座った友達が高熱を出し、翌日からインフルエンザで休み。
一方次男は元気いっぱい。いまだにカゼ症状ゼロです。

この人たち、ほんとに不思議なほどインフルエンザにかかりません。

小学校中学校とこれまで、どんなに学校で流行っても平気な顔をしていました。
密室でインフルエンザにかかった子と遊んでいても平気。
かかったのは新型インフルエンザが流行った時だけです。
抗体検査をしてこの謎を解明してみたい。

なぜだろう?
バカだから!?
いやまさかそんな。

よそのお子さんと比べた場合、
もともと体が頑丈だということを別として、
ふたつ、思い当たることがあります。

ひとつは、長男次男が幼児のときに、きっついインフルエンザにかかったこと。
二つ目は、インフルエンザワクチンを一度も打っていないこと。うがい手洗い、一切予防策を講じていないこと。

長男1歳、次男1歳未満のときの、インフルエンザ。
あれはひどかった。
家族全員で倒れました。親の私たちも体の関節が痛んでのた打ち回るほど。
あのすさまじいインフルエンザ洗礼によって、息子たちはガッチリ免疫抗体を作ったのだと思います。
以来、インフルエンザワクチンで免疫抗体を刺激することはせず、
マスクもせず、うがい手洗いもせず(!)、
北風の中でサッカーをし、毎年毎年天然のインフルエンザウイルスにさらされて、抗体を強化してきたのでしょう。

アカンボのとき流行したインフルエンザが、Aの香港型。
今年流行しているインフルエンザも、Aの香港型のほう。
彼らの体の中ではアカンボの時にゲットしたA香港型の抗体が立ちあがり、ウイルスをはねのけているに違いないです。
だから今年は特に風邪っぽくなることすらなく、びくともしないのではないかと。

新型インフルエンザが流行した時には、85歳以上のお年寄りがインフルエンザにかかりませんでした。
抗体検査をしたところ、85歳以上の人が、アカンボの時にゲットした、スペインかぜのウイルスの抗体を発動させていたことがわかったんです。
アカンボのときにかかった病気を、人の体は覚えていて、しっかり防御しているんです!

人の体ってすごい。人間の免疫機能ってすごいですよ。

病気にかかることで、人って強くなっていくんです。
熱を出してるアカンボを見てるのってホントに辛いけど、強い子に育てるには絶対に必要なことなんですよね。

世の中では「カゼの予防」ばかり言っているけれど、予防なんて不可能です。
はっきり言いますけど、フツウに健康な人は「カゼの予防」をする必要なんてゼロ。

インフルエンザにかからない唯一の方法は、
がっちりインフルエンザにかかること。
そして、
しっかり毎年自分の体をインフルエンザウイルスにさらすことなんです。


今読んでいる本。
『ワイルドで行こう』、そう、わたしもコレを言いたかった、と思いながら
読んでいます。少々強引な感じもしますが、面白い。
読み終わったら内容をブログに書きますね。