2015年4月6日月曜日

男子に野菜を食べさせる

このごろ、どんどん「手抜き」に拍車がかかっております。

凝った料理はまったく作らなくなりました。
食事は、ご飯、汁物、肉か魚を焼いたもの、サラダ。
サラダ、以前はいろいろな味のサラダを工夫して作っていたのですが、だんだん面倒になり、
ごそっと決まった野菜を盛って、好みのドレッシングを各々でかける、というスタイルになりました。

息子たちが、そのほうが野菜を食べるので。

要するにこれ、部活の合宿所などの食堂バイキングサラダスタイルなんです。

サニーレタスだのきゅうりだのトマトだのを適宜ボウルに盛り、できあいのドレッシングをかけるというもの。
なんの工夫もないサラダですが、我が家の男子にとっては、何の野菜が入っているか正体のはっきりわからない和え物スタイルのサラダよりも、
素材を目視できて、味の予測のできるドレッシングをかけるサラダのほうが断然いいのらしい。

ピーマンの薄切りのような、奴らがあまり好きではないものをトッピングすることもあるけれど、それはそれでうまいことよけるので、ノープロブレム。
鶏ささみの裂いたものや、じゃこ、れんこんのきんぴらなど、サラダと一緒に食べるとおいしいものは、サラダにのせずに別に盛り、好みでトッピング。
どんどこどん、と和風、ごま、青じそ、フレンチなどのドレッシングを置いて、さぁご自由に!

前々から、
「家では食べないけど 合宿ではなぜかしっかりサラダを食べているんだよ」と本人の申告がありました。
鼻白んでいた私ですが、
「一体全体、なんで家ではあまりサラダを食べないの?」と聞いてみたところ、
「いろんなものが最初から混じってるから」
って。

そんなことかと、合宿&ホテルスタイルに変換。
「あのさ、レタスはもう少し小さくちぎってあるほうが食べやすいね」 とかよけいなことを言われつつ、最近はすっかりこのスタイルが定着しています。

それほどの量は食べられないと思うし、若干ドレッシングの油が気になるけど、毎食自分で野菜をとる、という自主性のメリットは大きいはず。
「食事のときには欠かさず野菜を食べるべきである」という思い込みを、ものぐさ男子に植え付けているわけ。黙っていてもサラダを好んで食べる女子とは違うんです……。

でも、なんといっても、手間なしなのがなにより。
我が家の特大のガラスボウルに、あらかじめ洗って用意してある野菜をがっさり入れるだけで、一長丁あがり、なんですから。

それで、一番最初に食卓にドン!と置く。

サラダを先に食べると血糖値が上がりにくくなるので。

昔気に入って愛読していた、アメリカの子育てエッセイに、
料理は「手をかけたものほど子どもに嫌がられる」っていう一文があったんだけど、あれってホント真実だよな、と思う今日この頃。


野菜を買ってきたら、早めに冷水に放ってパリッとさせ、
そのあとでちぎって水切り器でしっかり水気をきり、
ジップロックに入れて冷蔵庫へ。
サニーレタス、レタス、水菜などがレギュラー。
これが冷蔵庫の野菜室にたくさん入っていると、
とっても豊かな気持ちになります。

痛みそうだったらジップロックごと冷凍庫に入れてスムージー用に
でも、ほとんど食べきっちゃってる。
お弁当のすきまにも、このレタスをぎゅう~と入れます。