2013年8月30日金曜日

夏の疲れは胃腸から

やっと、夏休みが終わりました。

やれやれ。
女性は、いちばん、疲れが出るころですね。

この夏。
自分の体調、食べ物をいろいろ考えた結果。

アミノ酸が足りないだの、なんだの、いろいろ言われているけど、
夏の疲れというのは、結局は、
胃腸の疲れ、
につきるのではないかと結論づけました。

ビロウな話で申し訳ないんですが、
私、 この夏、ずっとおなかがゆるめでした。

女子ですから、若いころは便秘に苦しんだりしたし、
お腹がゆるくて困る、ということは急性胃腸炎でもなければありえない話だったのですが。
この夏は、「あたしゃおじさんか!」 ってつっこみたくなるくらい。

アトピーは胃腸の調子が非常に重要なので、
ダイエットは全くしてなかったのですが、 日々、お腹の調子には気を使っていました。
よく噛むとか、油ものは避けるとか。
なのに、なかなかいい感じにならん。

そういえば・・・・。
とフト気づいたことが。

サッカーの某J1チームの栄養士さんの本を作っていたときに、
「氷を入れた水」 がよくない、と聞きました。

「そんなことで? と思うかもしれないんですが、
そんなことで、お腹ってゆるくなっちゃうんですよ」 って。

もしや。と思い考えてみれば、

朝飲んでる、アイススムージーに、昼間は、アイスコーヒーを飲みながら仕事、
そんで、夜は、キンキンに冷やしたビールに、氷を入れた焼酎ポッカレモン割り。

考えてみたら、 朝から晩まで、お腹を冷やしまくっているんです。
これじゃ、食事に気を使ってもムダですよね。

でも、朝のスムージーも、夜の冷やしたビールも、やめられないし・・・・・。

そういえば、と思いだしたのは、香港のこと。

昔、ムシムシと暑い初夏の香港に行ったとき、
食堂やレストランで、まず最初に出てくるのが ガラスのコップに入った熱いウーロン茶でした。

私の感覚からすると、中華料理屋に行ったら、まず、冷たいビール、なのだけど、
香港の人は、ビールというものをあまり飲まない。
熱いウーロン茶で食事をするんです。

クーラーはがんがんにかかってます。
ガイドしてくれた編集者さんが、
「こっちの人は、クーラーがご馳走だから」って笑ってた。

クーラーはがんがんやっちゃうけど、体の中は絶対冷やしちゃダメ、って、みんなしっかりわかってるんですネ。
10年以上も前のことだけど。今もそうなのかな?

フト、そのことを思い出して、

一昨日から、仕事をする間だけは、熱いお茶を飲むようにしています。

「即、快腸!」とまではいかないけど、
ハイ、おかげさまで少し落ち着いてます!


香港の食堂では、武骨なガラスのコップに
あっちっちのウーロン茶が入っていました。
ガイドしてくれた通訳の女性がすごくスリムだったので、
「どうしたらそんなスリムになれるんですか?」って聞いたら
「お茶、ノンダラ?」って言われた。
香港の人って、お茶を信じてるんだなァー、ってミョーに感動したっけ。

仕事の時はコレで。
スーパーで買った愛用のマグカップ。
保温がイマイチで、かえって使い勝手がいいです。

2013年8月12日月曜日

桃の種

桃がおいしい季節です。

チョイ高いけど、あの薄紅色と白のベルベットの肌触りには なかなか抵抗できません。
ときたま買って、デザートにしています。

桃の切り方って、どうしてます?

私、ずっとこうしてました。

皮をむいて、そのまま種をよけてきりわけて、 お皿にとり、
色が変わらないうちにと大急ぎで家族に勧めます。

そして、 かあちゃんは、
種のまわりにくっついた果肉にかぶりつく。

ところが、ネットで調べてあらびっくり、
皮をむかないうちに切り目を入れて、
一片ずつ引っぺがすんですね。

そうすると、種と果肉が、うまいぐあいにさよならしてくれるんです。

知らなかったーっ! というわけで、
この夏はそーやって切って家族に出しておりますが。

そうすっと、 いつもの種ちゅうちゅうができなくて、ちょっとさびしい・・・・・。

果肉のちょっぴりしかついてない桃の種をしぶとくなめながら、
またへんなことを考える私。

「この種、食べられないんだろうか?」

なんとなんと、調べてみたら、桃の種、

食べられるどころか!

桃の種を割った中に入っている実は、 桃仁、と言われ、
薬効もあらたかな漢方薬のもと、だったんです。

それも、婦人病に効くのです。
つまり、冷え症、瘀血などに効果ばつぐん。

ほんとかいな?

そう聞くと、もう試してみいと気が済まない私です。

さっそく、
なめ終わった桃の種を少し乾かしました。

キッチンバサミの、「くるみ割り」の部分を使ってかち割る ・・・・・
・・・・びくともしません。

ペンチを使ってみました。しかし、
・・・・割れないーっ!

拾った木の実を食べようと悪戦苦闘しているサルかってありさまの 私。

見ていたダンナがあきれて、
「何やってんの」

「桃の種の中の実が、婦人病に効くんだって!だから今割ってんの」

「え~、それ、食うわけ? またへんなもの食ってー!
しびれたり食中毒になったらどうすんだよ。ちゃんと調べてから食べなさい」

「ダイジョブダイジョブ、桃なんて、イザナギイザナミの時代からあるんだよ。
毒だったら、『桃の種は毒』っていう言い伝えが絶対残ってるって!」

最後は、スチール切り用のはさみ(なんでそんなものが家に?) で切り刻み。

めでたく、小粒のアーモンドのような桃仁が取り出されたのでした。

「あ、このニオイはおいしそうだよ~!!」
杏仁豆腐の甘い香りです。

さっそく口に入れて噛んでみたら。
まずかったー。

残念!

もう一度ネットで調べ直してみたら、

ホワイトリカーにつけて桃仁酒にするとか、
すりつぶして、クスリとして少しずつ何かに混ぜるとかで、
ぱくっと食べるものではありませんでした・・・・・。

桃仁酒、作ってみます。

苦労して種割ってんだから、
なにか薬効も、あるといいなァ。

(今、種集め中)


このような桃の種を割ると……

こんな、アーモンドのような実が出てきます。
これが桃仁(とうにん)。