2020年11月25日水曜日

いい歯ブラシ見つけた!

 「これ、よかったら使って…」

と夫の妹にもらった歯ブラシセットの箱。

「かわいいと思って買ったんだけど、箱に蝶が描いてあったの…」

彼女、筋金入りの虫嫌い。

見れば、なつかしいクレヨン「サクラクレパス」パッケージデザイン。いったいどこに蝶があるのとよくよく見たら、ごく小さい蝶のシルエットが。

まったくもう。よく見もせず気分だけでまーたこんなおもちゃ買ってぇ。と思ったのですが。

使い始めてみたら、この歯ブラシ、めちゃくちゃ使いやすい!!

子ども用女性用とうたっているだけあって、ヘッドが小さくて小回りがきく上に、ブラシの先の毛が長いので、奥歯にしっかり届くのです。

こりゃいい!

さっそく家族全員の歯ブラシをチェンジ。

「何これ、めっちゃいい」最近親知らずに悩まされている次男は絶賛。

夫も、「あっ、よく磨けたもんだから、歯間ブラシ使うの忘れてた!」なんて。

これはリピ買い決定。

でも、こういうかわいいパッケージは趣味じゃない。サクラクレパスに似せて歯ブラシにセロファンが巻いてあるけれど、無用のもの。これはきっと、メーカーの商品に、元の歯ブラシがあるはず。そっちをたくさん買わせてもらいましょう。

と、製造元の大阪のメーカーに問い合わせたけど、この歯ブラシ、このパッケージの専用のもので、単独では売っていないんですって!

しかたないから、サクラクレパス箱を買い置き……。

パッケージがムダで嫌だったけど、値段的には1本ずつ大人用を買うより断然安いのでまぁいいとしましょうか。

メーカーさーん、この歯ブラシだけで売ってくださーい!

 

 

デンタルプロというデンタルフロスで有名な会社の商品。
だから特にブラシ部分が使いやすいのかもしれません。

 

 

 

ついでながら編集&文章をやった本の宣伝です!
小学生向けですが、大人でも有効と大評判。
クリスマスプレゼントにもぴったりです~!





 

 

 

 

 

 

2020年10月30日金曜日

青じその実にはαリノレン酸がいっぱい

 ご近所のおじさんが、毎年庭先にそれは立派な青じそを育てています。

伸びすぎた部分を摘んでは我が家に枝ごと持って来てくれるので、夏の青じそは買わずにすんでしまうくらい。

じつは、我が家にも青じそ、庭にあるんですけどね……。

バッタに食べられていつも丸裸。

そう言うと、

「そうでしょう? お向かいのIさんもそう言ってた。ウチはなぜか虫にやられないんだよね。たぶん根元にニラが植えてあるからだと思うよ」

とおじさんちょっと得意げ。

大きいのや小さいの、枝からすべてはずすのは一苦労なんだけど、青じそは大好きだし、本当に助かるから、毎度青じその枝を玉串のごとく押し頂くのです。

で、夏が終わると、これも恒例、ふさふさと穂を付けた、ほとんど木みたいになったやつを持って来て下さる。

この処理がまた一苦労でして、仕事がたてこんでるときなどは半べそなんですが、実をはずし、あくをとって塩漬けにしたあと、めんつゆにつける。これをご飯と食べると、最高にうまいのです。

「お向かいのIさんちにもあげたら、喜ばれたよ!」とおじさん。

どうやら、青じそおしまいの儀式は、ウチとIさんちに枝を分けたことで完了したらしい。

台所がいっぱいになるような枝ぶりの青じそと格闘して、小びんにいっぱいのしその実漬けができました。

 

後日、そのIさんとの話。

「いっぱい青じその実がついてるの、もらったでしょ?」

「もらったもらった」

「けっこうあれ、大変よね」

「ウン、大変」

「でも、しその実って、あれよね、エゴマとかと一緒でしょ? アルファなんとかって、すごいいい油なのよね」

 あっ、そういえばそうだ、エゴマと同じ!

巷で話題の、αリノレン酸。オメガ3という、血栓を防ぐ、アレルギーを防ぐ、等々すごい効果の油ではないですか。おいしいだけじゃないパワーフードだったんだ。

一気に労力が報われた気分。

 Iさん、

「お礼にお向かいに実を漬けたの持っていったらね、『オレ実は食べないんだよね』だって」

「そうだよ、去年私が持ってったときもそう言ってた」

αリノレン酸だよ、体にいいよって言ったら、おじさん、食べるかしらね?

                             



2020年6月26日金曜日

蚊のかゆみにどくだみ液

「蚊のかゆみにはどくだみがいいよ」

ご近所さんに教えてもらったのは去年のこと。
そのへんに生えているどくだみを適当にとって、インスタントコーヒーの空き瓶などに入れ、ホワイトリカーなどのアルコールを注いでおけばいいだけ。 蚊にさされたところにつけると、かゆみがおさまるのだそう。
「花も入れていいの? 乾燥させたりしないで、生で?」
「花ももちろん! 生でそのまま!!」
 どくだみなんて、捨てるほど生えてるので、 一応、教えてもらったとおりに作ってみたけれど、 なんとなく民間療法なんてあてにならないよね、という気がして、ちょっぴりしか使わず、去年は市販の虫刺され薬ばかり使用してしまってた。

ふと思い出して、今年の蚊の出はじめ、刺されるたびに、つくりおきのどくだみ液を塗ってみた。 1年たった琥珀色の液。

……なんだか、効いているような気が!

一緒に井戸端会議していたご近所さんに確認すると、即実践してみたそうで、
「あれ、けっこう効くよね~」 とのこと。

ネットで調べてみると、「どくだみチンキ」という名前のもの、花だけをアルコールに浸したものなどが出てくる。自然な暮らし方をしている方がたにとってはわりとポピュラーなもののよう。 

どくだみをちぎってすりつぶし、患部にこすりつけるだけでも効果があるそう。あ、思い出した、子どものころ、誰だったかにちぎりどくだみをすりつけられて、そのニオイに往生したことがあったっけ…。そうか、それがトラウマだったのか。どくだみっていうと、臭いとしか思えなかったんだぁ。

ところがびっくり、アルコールにつけてしまうと、どくだみ臭がなくなる。アルコールの揮発性もあって、使用感は、意外や化粧水のようにサッパリとさわやか。

 蚊にさされたら、できるだけすぐ、患部にどくだみ液をかけ、もみこむ。
ゆるやかにかゆみが引いていきます。あれ、おさまったかな、と見ると、刺された箇所はまだしっかり赤い。かゆみはいつのまにかひいている。

 市販の薬のような、「スカッヒヤッ」な刺激はないから、つけた瞬間は効いているのかがイマイチわかりにくいのだけど、比べてみると、明らかに、どくだみ液で対処したときのほうが、治りがよい。跡も残らない。

効いている、かどうかはわからないけど、確かにいい感じ。

どくだみの独特のニオイの元は、デカノイルアセトアルデヒドという成分で、これに抗菌作用があるのだそう。乾燥させると、この成分がなくなるので、生で使うのだそうです。でも、効果はこの成分のおかげなのかどうかはわかりません。
それに、効いているような気がするけど、それは1年たち、色が琥珀色になったからなのか、まだ初夏で、晩秋の蚊ほど強烈な蚊ではないからなのか。
はたまた、ご近所さんも効くと言っているから、効いている気がするだけなのか。
なんだかわからないことだらけで。こういうのを「エビデンスがない」って言うんですかねぇ?

久しぶりにこのブログを書いたと思ったら、なんだか怪しいことばかりですみません。
まいっか。引き続き、効果を調べてみます。どくだみ、いーっぱい生えてるし。蚊の季節はこれからだし!

※どくだみ自体にアレルギーのある方もいらっしゃいます。かならず小量でパッチテストしてからお使いください。


スプレーやコットンを使ってもいいけど、
使用済のコンタクト液や目薬の入れ物などにうつして
患部に直接液体がかかるようにすると使いやすいのでおすすめ。

リラックマのシールは何の関係もありません、念のため(リラックマ好きなもので…)。