2020年6月26日金曜日

蚊のかゆみにどくだみ液

「蚊のかゆみにはどくだみがいいよ」

ご近所さんに教えてもらったのは去年のこと。
そのへんに生えているどくだみを適当にとって、インスタントコーヒーの空き瓶などに入れ、ホワイトリカーなどのアルコールを注いでおけばいいだけ。 蚊にさされたところにつけると、かゆみがおさまるのだそう。
「花も入れていいの? 乾燥させたりしないで、生で?」
「花ももちろん! 生でそのまま!!」
 どくだみなんて、捨てるほど生えてるので、 一応、教えてもらったとおりに作ってみたけれど、 なんとなく民間療法なんてあてにならないよね、という気がして、ちょっぴりしか使わず、去年は市販の虫刺され薬ばかり使用してしまってた。

ふと思い出して、今年の蚊の出はじめ、刺されるたびに、つくりおきのどくだみ液を塗ってみた。 1年たった琥珀色の液。

……なんだか、効いているような気が!

一緒に井戸端会議していたご近所さんに確認すると、即実践してみたそうで、
「あれ、けっこう効くよね~」 とのこと。

ネットで調べてみると、「どくだみチンキ」という名前のもの、花だけをアルコールに浸したものなどが出てくる。自然な暮らし方をしている方がたにとってはわりとポピュラーなもののよう。 

どくだみをちぎってすりつぶし、患部にこすりつけるだけでも効果があるそう。あ、思い出した、子どものころ、誰だったかにちぎりどくだみをすりつけられて、そのニオイに往生したことがあったっけ…。そうか、それがトラウマだったのか。どくだみっていうと、臭いとしか思えなかったんだぁ。

ところがびっくり、アルコールにつけてしまうと、どくだみ臭がなくなる。アルコールの揮発性もあって、使用感は、意外や化粧水のようにサッパリとさわやか。

 蚊にさされたら、できるだけすぐ、患部にどくだみ液をかけ、もみこむ。
ゆるやかにかゆみが引いていきます。あれ、おさまったかな、と見ると、刺された箇所はまだしっかり赤い。かゆみはいつのまにかひいている。

 市販の薬のような、「スカッヒヤッ」な刺激はないから、つけた瞬間は効いているのかがイマイチわかりにくいのだけど、比べてみると、明らかに、どくだみ液で対処したときのほうが、治りがよい。跡も残らない。

効いている、かどうかはわからないけど、確かにいい感じ。

どくだみの独特のニオイの元は、デカノイルアセトアルデヒドという成分で、これに抗菌作用があるのだそう。乾燥させると、この成分がなくなるので、生で使うのだそうです。でも、効果はこの成分のおかげなのかどうかはわかりません。
それに、効いているような気がするけど、それは1年たち、色が琥珀色になったからなのか、まだ初夏で、晩秋の蚊ほど強烈な蚊ではないからなのか。
はたまた、ご近所さんも効くと言っているから、効いている気がするだけなのか。
なんだかわからないことだらけで。こういうのを「エビデンスがない」って言うんですかねぇ?

久しぶりにこのブログを書いたと思ったら、なんだか怪しいことばかりですみません。
まいっか。引き続き、効果を調べてみます。どくだみ、いーっぱい生えてるし。蚊の季節はこれからだし!

※どくだみ自体にアレルギーのある方もいらっしゃいます。かならず小量でパッチテストしてからお使いください。


スプレーやコットンを使ってもいいけど、
使用済のコンタクト液や目薬の入れ物などにうつして
患部に直接液体がかかるようにすると使いやすいのでおすすめ。

リラックマのシールは何の関係もありません、念のため(リラックマ好きなもので…)。