2015年5月21日木曜日

「低気圧頭痛」におすすめ

いつのころからか、空の様子がおかしくなるときに、頭痛が起こるようになっていました。

晴れていた空に風が吹き、少し雲が出てきたかな、という微妙な天気の時が要注意。
頭が重く締め付けられるようになり、そのうちガンガンと頭痛がしだします。
ひどいときには、頭を上げているのもつらくなり、机につっぷしてしまうというありさま。

「これはもしかして雨が来る?」
と、天気予報のサイトを開けて、雲の流れを確認すると、明らかに西から雨雲が近づいてくる。

これは、「低気圧頭痛」というもの。
とくに女性に多い頭痛らしい。

なぜ低気圧になると頭痛が起こるのか、医学的にそのすべての原因が解明されているわけではないのだけれど、
急に低気圧が近づいて気圧がドカンと下がると、血管が膨張してしまい、太くなった血管が神経を圧迫してしまうため、頭痛が起こる……と考えられているのだそうです。
そういわれてみれば、圧迫されている、そう、まさにそんな感じ。

ときに、午後の仕事がまったく進まなくなるこの頭痛、なんとかならないかと情報をさがしていたある日、
面白いものを見つけました。

「頭痛~る」というアプリ。

猫のキャラクター仕様で、毎日の気圧の変化がグラフになっていて、現在の気圧のアップダウンが一目瞭然。天気もわかります。
フリーのアプリなので広告はついてますが、余計なお世話はあまりないシンプルなつくりもよい。

半信半疑でいましたが、
以来、「なんだか頭が痛いな」という時にスマホを開いて見てみると、
まさにそのとき
「注意‼大きく下降」「警戒!低気圧接近」
などの表示が出ているではありませんか。

そこで、天気が怪しい日には、あらかじめ先の予測を見ておいて、
注意報が出ているときは、仕事ができなくても仕方ないやとハナから机にしがみつくのをあきらめてしまうことにしました。

頭が痛くて、低気圧のせいなのかなとなんとなく思っているときはどうにも辛くてしょうがなかったけど、
アプリを確認して、「な~んだ、低気圧か!」とわかれば、ずいぶん気がラクです。
しかも、
どうせこれから気圧が急降下するから、無理に仕事をしてもムダムダ、と気楽に構えて、
片づけものをしたり、買い物に出たりして体を動かしているようになったら、
「注意!」「警戒!」時にも頭痛を感じることなくすんでしまうようになってきました。

アプリを見始めてから、頭痛薬も一度も使っていません。

「頭痛~る」、けっこうおすすめですヨ。

これが「頭痛~る」。
 

最近なんだか、天気予報よりこっちを見ているかも。