2016年2月22日月曜日

ヨーグルトメーカーを買ってみた

インフルエンザの季節、そして引き続き、花粉の季節で、冬のシーズン中あちこちで宣伝されるヨーグルト。
アレルギーには〇菌、インフルエンザには〇菌と、最近ではいろいろな乳酸菌のヨーグルトが出てきて、テレビで宣伝されれば即スーパーでは品切れ……ということも多いようです。

この冬、去年くらいから人気の、明治のR-1ヨーグルト。これを毎日飲んだ人たちのインフルエンザ発症率が抑えられたというデータがくりかえしテレビの健康番組で放映されていました。
「ほんとかなァ?」
そういう情報には眉に唾のクセがついている私でも、あれだけテレビでやられると心が動いてしまうというのが情けない。 スーパーに行くと、やっぱりR-1は品薄。

ヨーグルトは、思いついて食べてもダメで、毎日食べ続けないと効果がないとはよく言われるところ。最近人気の、うんち(腸内細菌)研究者、辨野義己先生がそう言っていました。先生ご自身、毎日300ml召し上がっているそうです(週刊文春2/25号)。

といってもです。家族全員、毎日食べていたらかなりの出費。
さてどうしようと30分くらい考えた挙句、自分で作れないかな?と思い立ちました。カスピ海ヨーグルトのように自分で増やせればケチケチせず家族で食べられます。

ケンサクすると、R‐1ヨーグルトをヨーグルトメーカーで増やした話が続々出てきました。 カスピ海ヨーグルトなどは常温でも増やせますが、R-1菌は常温では無理らしい。
目を付けたのは、「ヨーグルティア」というヨーグルト発酵機。
買うか、どうするか。アマゾンのレビューを見ながら考えることしばし。
「買ってよかった」「シンプルな機能で使いやすい」「うずらのひよこが孵りました」(⁉)など絶賛評が並んでいるので思わずクリック。

さて。
手元に届いた商品を確認すると、なるほど、温度とタイマーを設定するだけの単純機能。ヨーグルトだけでなく、納豆やみそ、天然酵母などのパンだねの発酵もできます。温度を一定に保てるので孵卵器としても使える(とは説明書には書いてありません)。

さっそく、ネット記事を参考にR-1ヨーグルトカップ半分を、1リットルの牛乳にまぜてみたところ……なんと、一発でおいしいヨーグルトができたのでビックリ! 
それ以来、ものぐさな私が二日とあけずせっせと自家製ヨーグルト作りです。

R-1ヨーグルトだけでなく、カスピ海ヨーグルトもコレで作り始めました。慣れてくると最適の時間を読めるようになり、R-1なら、43度で7時間、カスピ海なら、27度で8時間にセットし、その後冷蔵庫で寝かせています。
以前室温でヨーグルトを作っていたときは、いつまでたっても発酵が進まなかったり、うっかり発酵がすすみ過ぎて酸っぱくなっていたりと味が安定しなかったのですが、温度管理がされているので、一度ベストの温度と時間を発見できれば、その後は安心して酸っぱくないヨーグルトが食べられるのです。

ヨーグルトを食べ続けて1か月、
驚いたことには、家族がデザートデザート言わなくなった!のです。 ヨーグルトさえあれば満足してくれる。自家製ヨーグルトは酸味が少ないので、トッピングを工夫すればリッチなデザートにもなるし。市販のプリンなどは、「甘すぎる」と言い始めました。
それに、スーパーで大量のカップヨーグルトを買っておく必要もなくなり、家計も助かってるかも(その代わり牛乳を買ってるけど)。

ただし。
R-1ヨーグルトを食べ始めて、5歳以来まったくインフルエンザにかからなかった次男がインフルエンザにかかりました。どうしてくれるんだR-1!と思いましたが、自家製で増やしても、R-1菌はうまく増えないらしいです(じゃ増えているのは何菌なんだろう)。それから、このところ長男の花粉症がひどく、ここ数年来鼻づまり最悪です。
なので、ヨーグルトがインフルエンザやアレルギーに効くかどうかは…………。
ま、家族が喜んで食べてるからいいけど。



タニカというメーカーのヨーグルティア。

ヨーグルトには柑橘系を入れてさっぱり味
シロップを入れてプリン味など変化をつけて。