2014年11月24日月曜日

痛み止めに気を付けて

「びっくりした。ロキソニンって、怖い薬なんだね……。私、じつは持ち歩いてるの。生理痛とか頭痛がひどいから」
「私も、こないだ歯が痛かった時、使ったよ。あの薬、頭痛にもめちゃくちゃ効くね」
「効く効く!! ピタっと痛み止まるもん」
「でも、怖いね……」

10月末に出た、『もうワクチンはやめなさい』という本のための対談の後、担当編集さんとの会話です。

がん放置療法を訴え続けている近藤誠医師と、無駄なワクチンはやめなさいと言い続けている母里啓子医師との対談は、現在の医療問題をえぐり出す、最高に面白い対談に。

もうひと言ひと言がすごいんですが(書店で立ち読みでもいいのでぜひご一読ください!)、
その中で、

「昔は医療機関で処方されていた薬が、今は薬局で手に入るでしょう。ロキソニンとか、ガスターとか。危なくてしょうがないですね」

という近藤先生の発言があり……。
 (本ではロキソプロフェン、ファモチジンと薬剤名を表記)

ロキソニンを愛用していた担当編集さんと、つい先日ロキソニンにお世話になったばかりの私はギョッとなってしまいました。

20世紀初頭に起こったインフルエンザのパンデミック、スペインかぜで、若い屈強な兵士たちがバタバタ死んだのは、当時大量に消費されていた、アスピリンの副作用だった。

インフルエンザが「インフルエンザ脳症」を引き起こし、子どもの命を奪うといわれていたけれど、じつは、脳症を引き起こしていたのは解熱剤だった。

今では、強いボルタレンなどの解熱剤を子どもの発熱に使うことは禁忌とされているけれど、だから、その他の解熱剤が安全というわけではない。

子どもだけが危険なわけじゃない。成人もボルタレンを飲んで亡くなっている。

・・・・・・・対談でのお話を聞きながら、クスリの怖さをあらためて考えてしまいました。

現在、子どもにはアセトアミノフェン系の弱い薬が処方されるけれど、考えてみればこれだって、非ステロイド系抗炎症剤のひとつなのだから、絶対安全ではない。

解熱剤というものは、どんなものでもリスクが伴うもので、すべての解熱剤、鎮痛剤は、決して安易に使ってはいけないのだなぁ……。

たまたまどうしても痛みが強い時に服用するのは仕方ないとして、頭痛、生理痛などのために濫用するのはめちゃくちゃ危険なことなんです。

「これから、気をつけないとね……」
心した私たちでした。


こないだの週末。
久々に次の本の打ち合わせで編集さんに会うと、
「今月は、なんとか、ロキソニン飲まずに堪えた」
との報告。

えらいッ!

私も、あれ以来、飲んでいません。

今も、ウチの薬箱には、歯科医院でもらったロキソニンが少し入ってますが、
これは、「どうしても!!!」というひどい痛みの時のための、備蓄薬です。



収録されている対談
『脅しの医療に対抗するために』。
これを読んだら、もう安易に薬を飲めなくなります。
頭痛には、大根おろしがいい、と
聞いたことがあります。
なんとなく信じていて、頭が痛くて
調子が悪い時には、クスリは飲まず
大根おろしを食べることにしています。

2014年11月7日金曜日

歯ぎしりと詰め物・続き

だいぶ間が空いてしまいましたが……9月の「歯ぎしりと詰め物」の続きです。

何回も詰めてもらったのに、どうしても欠けてしまう前歯の小さな詰め物。

歯医者さんに詰めてもらったところで、すぐまたいつか、夜間の歯ぎしりでひっかかり、ポロリと落ちてしまうに違いない。
これまでのところ、いずれも2週間ともたずに取れてしまっているんだもの。

噛みしめの時に歯があるからぶつかって欠ける。
それなら最初から欠けてりゃ問題ないのである。

いっそ、このままでよくないか?

鏡の前でニコ。

よくよく歯を見れば、欠けてる。
けど、私の歯などしげしげ見る人もいないだろう……。
いずれにしたって、もうこの年だ。

仕事が忙しく、先送りにしていたのですが、
覚悟を決めて歯医者さんへ(2ヵ月前に検診と歯石取りで予約)。

歯が欠けた旨伝え、
見た目はどうでもいいのでこのままでいいです、
と言うと、
歯科衛生士さん、突如向き直り、

「見た目は大事ですっ!!!」

そうなんだけどねぇ。

どれどれと歯医者さんがやってくる。
噛み合わせもチェック。

「んー、やっぱり、どうしても、歯の噛み合わせで欠けた部分が当たってしまいますね……。問題は、この歯、神経のない歯なので、とても弱くて、なにかの拍子にパシンと割れてしまうかもしれない、ということなんです」

そしたらどうなる?

「そうなると、抜歯して、ブリッジとかインプラントとか本当に大掛かりな治療をすることになってしまいます。
ですから、今ほんの少し欠けている状態の歯を、もっと削ってしまって、
樹脂で歯をしっかり囲む処置をしておくことをおすすめします」

えええ!? 
虫歯でもない歯を削るの、イヤだなぁ。

「あのう、その、パシンってなる可能性って、どのくらいなんですか?」

「そうですね……歯が割れたりしないで、最後までもつかもしれないし、もたないかもしれないし、というところですね……」

必ず割れる、というわけでもないのか。

しばし、シンキングターイム!

………30秒経過。

「じゃ、いいです、とりあえず、このままで……」

じゃ、治療お願いします、の言葉を待っていたのか、先生、
軽く「えっ」と言ってしばらく沈黙があり。

「……このままで様子を見ますか……?」

「ハイ。時々検診に来てチェックしてもらうようにします。で、いよいよとなったら、お願いします」

「わかりました。じゃ、角だけ丸めておきましょう」

定期的にチェックしてもらいますというアピールが効果的だったのか、
結局、欠けたままで様子を見ましょうコースに決定。


うーむ。
この決断がよかったのか悪かったのかはよくわかりません。
人様のことであれば、私とて、樹脂で囲んで補強なさい、とすすめる。

でも私は、なんとなーく、歯を樹脂でぐるりと囲んでしまったら、ますます違和感があって、歯ぎしりがひどくなるような気がしてしょうがなかった。
それに、だいいち、作ったばっかりのマウスピースも再度作り直さなきゃならない。

今現在の出費と想定されるリスクを、起こるどうかわからない将来のリスクと比較して、よーく考えたら、 とりあえず、保留、という答えが出たというわけ。

私の結論は、一般的にはおすすめできません。

でも、そのおかげでひとつ、いいことあった。

残った歯を守るために、イヤでたまらなかったマウスピース、
がんばって、なるべく使うようにし始めたんです。
えらいでしょ? 

どーにも、石油噛んでるような感じで、いつまでたっても好きにはなれないですけど……。



マウスピースをつけると、
なんか自分が「イヤミ」になったみたいな気がし、
なんでこんなさるぐつわみたいなものはめて寝なあかんのやと自分が哀れにもなり。
ヤケクソ気味に、「シェーッ! 寝るざんす!!」と(心の中で)叫んで眠るのであります。

2014年10月6日月曜日

病気が怖い人、病院が怖い人

先日、ある雑誌で「不眠症」について取材をしました。

取材を引き受けたはいいが、「不眠症」に悩んだことなどいまだかつてない私。

はっきり言って、
「不眠で何を悩む必要がある? 眠くなくてうらやましい」
なんて思っていました。

不眠症のお医者さんに取材するまえに、その先生のご著書や、他の本を読んでみたものの、
どう考えても、「ぜいたく病」としか思えない。

不眠症の多くは、高齢になっていくことで出ることが多く、
そのほとんどは、「寝過ぎ」が問題なんです。
若いうちは、7、8時間必要な睡眠が、年を経るごとに少ない睡眠時間ですむようになる。
ところが、高齢の人は、体を休めたいと、なるべく早く床に入る。
それで、眠れなくなる。
眠りが足りなくなると、寝ていないことに不安が起こり、少しでも寝なければと昼寝をとったりする。
それでますます夜寝られなくなる。
悪循環です。

いずれにしても、
こりゃ病気というほどのモンじゃないんじゃないの?
という不審な気持ちで取材に出かけました。

睡眠が足りないと、「死ぬのでは!?」と不安になる人が多いようですが、死にますか?
と聞いたところ、
睡眠不足で死ぬ病気は、ひとつだけわかっていて、しかもそれは相当珍しい病気らしい。

「足りない足りないと言っても、必要な睡眠はとれているものです。
睡眠不足で死ぬことはまずありません」
と先生。

じゃ、不眠なんか、なんの問題もないじゃない。
ほっておけばいい、と思ってしまう。

昔、世界を旅するハツラツおばあちゃんとして有名だった、斉藤茂吉の奥さんである、斉藤輝子さんが、インタビューで、
「夜は、家にある文学の本を読み始め、徹夜してしまうの」
とおっしゃっていました。
素敵じゃありませんか。
そうよそうよ、不眠なら、本を読めばいいじゃないのよ!

なんだか腹が立ってきた私は、
ついに、先生に、
「あの~、どう考えても、この不眠症って病気、『気の持ちよう』としか思えないんですけど」
と聞いてしまいました。

そしたら、先生。
「うーん、患者さんにとっては『気の持ちよう』っていう言葉は、とても辛い言葉なんですよ」
って。
「それに、気の持ちようで治るかといったら、治らない。かえって、『眠れなかったらどうしよう』と不安になってしまうんです」

私、この言葉で、目から鱗が落ちました。

自分自身が頑丈で健康で超鈍感ときてるため、不調を訴える人に対して、これまで思いやりがなさすぎたんではないかと。
医者嫌い、薬嫌いで、風邪も胃腸炎も気合いで治す! の私だけれど、それができない人もいる。
病気が怖くてたまらない人がいるんです。
病気が怖い人に、「気の持ちよう」「病気を怖がるな」と言ってもダメなんです。

お医者さんって、優しいなぁ、と、その時初めて思いましたよ。

義母は、2年前に手術をしたあと、暑かったり寒かったり、低気圧だったりすると、具合が悪くなってしまいます。
お医者さんに行っても、「どこも異常なし、歩いているんですから大丈夫ですよ」 と言われてしまって、
ダンナに、 「まったく、しんどいだのつらいだの……。気のせいだよ」 と怒られて、「気のせいっていわれてもね……」としゅんとしていたのを思い出しました。
正直、私も気のせい、気の持ちようだと思っていたし。
でも、義母のようなタイプは、
「気の持ちよう」でなんとかしよう、とガンバルと、かえって具合の悪いことをより意識してしまう。さらに自分のことも責めてよけい辛くなるだけなんです。

義母は年のせいで自分の体に対する自信を失っていることもあると思うけど、
若くても、義母のように病気に対する恐怖心が強い人は、いる。
そういう人と話すと、インフルエンザワクチンなんていらないよ、という私とはどうも話がかみ合わない。
まったく困ったもんだと思っていたけど、
そういう人たちは、どこかで、病気が怖い!とトラウマになった体験を持っているのかもしれないです。

ああ、今、わかった。
薬いらない、医者嫌い、ワクチンいらない。
そんなことばっかり言ってる私は、 ちっちゃい頃から病気で怖い思いをしたことがない。
そのくせ、無理やり連れていかれた病院で、薬や医者に対する恐怖心ばっかりを、植えつけられてしまってる。

病気が怖い人、病院が怖い人。
双方を理解することはなかなか難しいかもしれないなぁ。


母里啓子先生と作った4冊目。
これまでの集大成ともいえる1冊です。
近藤誠先生との対談は必読!!
『もうワクチンはやめなさい』10月17日発売です。

 

2014年9月16日火曜日

歯ぎしりと詰め物


前回の続きです。

歯のくいしばりがひどい。

ために、
歯の付け根に炎症が起こっている。
これが悪化すると、歯槽膿漏になる。
歯がどんどん削れていく。
歯ぎしりのはずみで、「パーン」と歯が欠けてしまうこともある。

…… などなど、 怖ろしげなお話をいろいろ聞かされ、歯医者でマウスピースを作ることになりました。

「マウスピース作るので、前歯の、ここ、欠けたところも、処置しておきますね」

だいぶ以前、なにかのはずみでほんの少し欠けた前歯。
2回も詰め物がはずれ。2回目でそのまま放置。
歯を使う分には何も困らないので、そのままにしておりました。

「たぶん、この歯が欠けたのも、詰め物がとれたのも、歯ぎしり、噛みしめのせいだと思います」
と先生。
えー、そうかなぁー。 だって、詰め物が取れたの、ベニヤ板で工作している時に歯を使ったからなんだよなァ。
と思いながらも、 とりあえずみっともない欠けた歯を治してもらえるのはありがたいので、黙ってお任せする。

マウスピースができるのは、1週間後。
「なるべく歯をかみしめないように、意識して下さいね」
と先生は軽くおっしゃる。
「意識するだけでも違います」
ってホントかいな。

家に帰り、歯ぎしりや噛みしめについてネット等でいろいろ調べもの。
マウスピースなんてアホくさ、なんとかそんなもの使わずに、歯ぎしり、噛みしめを止める方法はないものか。

ところがネットで調べても、これという対策方法は見つからない。

どれもこれも、
日中から歯を離すように気を付ける。
パソコンに、「歯を離す」と書いた付箋を貼りつける。
寝る前に、「歯を離す、歯を離す、歯ぎしりしない、歯を食いしばらない」と3回唱える。
人を馬鹿にしたような自己暗示法ばっかり。

やっぱり、マウスピースを医者の言うこときいてはめるしかないのかなぁ。

とりあえず、寝る前には、「歯を食いしばらない、食いしばらない」とお経のように唱え、真剣にわが身に言い聞かせて寝るようにしてみました。

3日目の、寝て1時間ほどたったころでしょうか。
「パシーン」
という音で、目が覚めました。

ハッと気づくと、私は歯をガチリとすりあわせていました。
なんと、歯ぎしりの真っ最中だったんです。
そして、その音は、
先日詰めたばかりの詰め物が歯ぎしりで吹っ飛んで、フトンを飛び出し(シャレではない)、
寝室の床にたたきつけられた音でした。

自分が歯ぎしりをしていることは、父母や夫から指摘されて知ってはいたけれど、
歯ぎしりを実感したのは生まれて初めてです。

やっぱり、センセの言うとおりだったか……。

マウスピース受け取りの日、数日前の夜間の出来事を先生にご報告申し上げると、
「すぐ取れてしまって、申し訳ない」と言いながらも「やっぱりそうでしたか」と見立てにご満悦。

「やっぱり、マウスピースはきちんとつけたほうがいいと思います。最初は違和感あると思いますが」
って。
うなだれながら「ハイ」と言うしかありませんでした。

しかしまぁ、マウスピース……。
友人知人に聞くと、何人もが平気で愛用しているとのこと。
なんという従順さ。
私は1週間やっても慣れることができません。

なんか、かえって、食いしばりがひどくなって、頭痛がしてくる。

あの、よくあるじゃないですか、時代劇でのお産シーンに、手ぬぐい縛ったものを噛んで気張る、っていうやつ。
あれみたいな感じ?
1週間目から、サボリ始めました。

そして、マウスピースをつけずに寝た、ある朝のことです。
子どもたちが学校へ行き、私はゆっくり新聞に目を通しながら、みそ汁とご飯で、朝食を食べていました。

「?」
みそ汁に、硬いなにか変なものが入っています。
口から出すと、犬のツメのかけらみたいなもの。

おかしいな、どうして犬のツメがみそ汁の中にはいるんだろう、
でも私のみそ汁でよかったワ。

……朝食の片付けをして、仕事を始めてしばらくして気づいたんです、
ツメじゃなかった、
あれ、ツメモノだーっ! 
て。

つまりですね、夜間の歯ぎしりでとれそうになってたツメモノが、
朝のみそ汁を飲んだときに完全に取れたんですわ。

なんたることか!

どうしよう、「マウスピースしてましたか?」ってお医者に言われたら……。

詰めてもらっても、またすぐ取れちまいそうな気がするし、
さりとて、マジメにマウスピースをつけて寝る気にもなれぬ。

マウスピースの調整と、歯磨き指導の予定が入ってるけど…… ……このままバックレようか?


どうしても使いたくないマウスピース・・・・・
なんとかこれを使わずに、歯ぎしり&歯の噛みしめグセを
治したいと思っているのですが。

2014年6月26日木曜日

歯が浮いたみたいな

……歯が痛い。

歯が浮くような違和感。
ってのが、1年に1回くらいごくたまーにある。冷たいものも熱いものも滲みないし、虫歯のような痛みではないからいいやとほっておくと、
1日2日で軽快していくので、
今回もそんなもんだろう、と思っていました。

しかし。
今回はホントに歯が痛い。

歯だよ、歯茎じゃないよなぁ。

一番気になる左下後ろから2番目の銀のかぶせもののある歯を、
指でコンコン、とたたくと、
「キャア」
というほど痛い。

あわてて痛みどめの「ロキソニン」を飲んで、とりあえず痛みは抑えたものの。

……これって、虫歯?
治療済みなのに。

ネットで同じような症状のパターンを検索すると、
治療済みの歯が痛むというのはよくあることのようでした。

しかも、その多くが、根っこの治療がいいかげんなために、膿がたまってえらいことになる、という恐ろしい症例。
ありえないことではないゾ……。

ネットのせいでこれまで行ったすべての歯医者に疑いの目を向け始める私。

さぁどうしよう、と市内の歯科医を探したものの、
結局、しばらくご無沙汰していた近所の歯医者へでかけていきました。
サッパリした同年代の女医さんです。

「6年ぶりですね。どうしました? あら、ここ欠けてますね」
そうなんです、2年くらい前にベニヤ板で工作中に歯を使用していたら、詰め物が吹っ飛んで……。いや今日はそうじゃなくて!

「左下の歯か歯茎が痛いんです。おさまるかなと思って痛みどめ飲んでたんですけどおさまらなくて。でですね、どうも、この、治療したはずの、銀がかぶせてあるとこが痛いんです」

「ずいぶん前治療されたところですね?」
不審げな先生。いつどこのセンセが治療したかもわからない歯だけど、いい気はしまいよ。

まずはしばらくぶりなので歯のレントゲンも撮り、歯の全体の様子もチェック。

「やはり、歯がずいぶん削れてしまっていますね……。だいぶ前にお作りしたマウスピースは使って……ないですよね?」
きゅうくつで眠れなくて、とっくに断捨離。

「スミマセンせっかく作ってもらったんですけど……犬がかじって…(嘘!)」

レントゲン画像を見る先生。
「ンー。銀がかぶせてある歯の根のところに膿があるかどうか、これはわからないですね。治療はきちんとされている歯ですが。
中の状態は、かぶせものをとってみればわかりますが、それはリスクが大きいんです。時間もかかるし、費用もかかりますし。
それに、膿がたまってくると、ほっぺたのほうから触っても痛いとか、そこまで症状が出ますが……」

それはない。

「このレントゲン画像を見て下さい。
お痛みがある、銀がかぶせてある歯のまわり、歯の形がわかるくらい、黒く縁取りしたようになっていますね。

ほんとだ。銀歯のところだけ、2本の牙の形がくっきりと。

「通常は骨の組織があるので白っぽくなるのですが、歯を強く噛みしめすぎてしまうことで、歯の周りにすき間ができて浮いた感じになってしまっているんです。
普通の歯なら大丈夫なのですが、こうした神経を取ってしまった歯というのは弱いんですよ。
このすき間で細菌感染をおこしている可能性がありますね。
歯から見てもレントゲンで見ても、これは、根の問題というより、強く歯を噛みしめることで起こしていると考えられる症状です」

あーっ!!!!!

じつは、歯が痛くなる前。

私、頭痛が起きるほど、歯をキョーレツに噛みしめていました……。

長男の試合を観に行って。
シュートの入らない長男にじりじりして、もー、試合中、歯をぐーっと食いしばって観ていたんです。
あまりに食いしばりすぎて……、帰り道から頭が痛くなったほどでした。
歯がおかしくなり出したのは、その後ですよ!!

「先生、それです! まさにそれです!!!」
「何か特に思い当たるフシ、あります?」
ウンウンウン…。うなずくだけにしとこう……。

息子のサッカーの試合で食いしばって、なんて言えますか。バカみたい。
Wカップにでも出てんですか!?って言われちまうわ。

「では、抗生物質を処方して様子を見ましょう。それで状態がよくならなかったら、考えましょうね」
と先生は冷静におっしゃるが、
私はもう原因が間違いなくそれとわかっているので、スッカリ気分がよくなってしまいました。

しかしねぇ、歯を噛みしめることが、こんなに歯によくないとは……。

診療の間、「だのに、なぜ~、歯を食いしば~り~♪」っていう、『若者たち』の歌が私の頭に鳴り響いておりました。

久しぶりに歯医者さんに行くきっかけにもなったことだし。
ま、よかった。

歯のお話、続きはまた。

お世話になりっぱなしの痛み止め「ロキソニン」。
 

2014年6月3日火曜日

電話で元気になる!

メールを送ったのに返事が全然来ない。
これってストレスたまります。

届いていないのか? 
届いたけど、メールに気分を害して知らんぷり? 
それとも読まずに食べちゃった!?

最近はラインやらのやりとりのほうがおさかんで、メールの返事がマメではないのかな。
いや時々は、ほんとに届いてないってこともあるし。セキュリティの関係とかで。
いや、届いていたのに、システム上の問題にしてるだけ?

とにかく、仕事にしろプライベートにしろ、メールの返事が来ないことって疑心暗鬼のモト。

先週、仕事関係のある方に、何度かメールを送っておりました。
返事がにゃい。

前も「すいません、メールチェックしてなくて」と言ってたなーと思いつつ、
「あの~、メール送ったんですけど」と電話をすると、
「あっ! すいません!!メール開けてません!!!」
やっぱり……。

「あの~、もしかして、メール送ったら、電話したほうがいいですかね?」
「あ、そうですね。そうしていただけると助かります」
……んじゃ、メールの意味ないじゃん!? 

プンプン! と思っていたのですが、
「電話OK」なのね、とさっさと電話して話すようにして数日。

ストレスが激減している!!

いちいち相手に届いているかイライラすることもないし、お尋ねメールしなくてもその場で解決。

なんだ、こっちのほうがラクじゃないの!

それに気づいて以来、私はどんどん、メールじゃなくて、
「でんわ、急げ」
とばかり、誰かれかまわず、とりあえずさっさと電話をするようになってしまいました。

「すいません、電話しちゃいました!」

というと、たいていの方は許してくださいます。それどころか、電話もらってほっとしている人も多い。

もちろん、相手が忙しそうな時は遠慮して、「メールにしますね!」と言って退散するし。
電話は苦手で通信はメールオンリーという人もいるので、
ま、相手によって使い分けは必要ですが。

でも、電話で話ができれば、ほんの短い時間でもたくさんのことが解決できて、
気持ちが「アガル」。

私、筋金入りの口下手なんですよ。東北人だし。
幼児期に東京に引っ越してきたとき、言葉が出ずに相手かまわず噛みついていたという
人間になれなかった悲しい過去あり。

しかし、そのトラウマに、アラフィフに近づいた今、立ち向かっております。

失敗したな~、ってときは、懲りずに、も一回電話をかけて話せばいい。
そうこうしてるうちに、なにやらスポーツをやってるような気分にもなってきて。
仕事が終わって日暮れて飲むビールがまたうまい。

一日ひとりでお家でやる仕事だし、電話で「しゃべる」ことはかなり重要なことみたい。

そのことを、ある介護の仕事をしている人にお話したら、ものすごい勢いで同意を得てしまった。

「そうなの。電話でしゃべるの大事なのよ! お年寄りにとっても、しゃべるのすっごく大切なの。
しゃべると、のどのここのとこに酵素が出て、のどがスムーズになるのね。
しゃべらないでいると固まってしまう。無理にでもしゃべらせなきゃダメ。
だから、一人暮らしのお年寄りには、なるべく電話してあげて、おしゃべりしてあげるべきなのよ」

あのう、私はそこまで年寄りじゃないんですけど……。

でも、わかる。
お年寄りって、のどの嚥下機能が悪くなって、それで肺炎おこして亡くなったりするものね。

声を出してしゃべることは、
気持ちを貯め込まないという精神衛生上の効能があるだけじゃなく、のど自体の機能のためにもいいわけだ。

実際に医学的にどんな根拠があるかちょいと調べてみたけど、はっきりしたデータや論文は見つけられませんでした。
でも、ぱっと世の中見渡しても、おしゃべりなじじばばばのほうが間違いなくお達者です。おしゃべりな人は認知症にもなりにくいんじゃないかしらね。

というわけで、
この年にして、つつましやかな(?)口下手東北人は返上で、
目下私は、

「電話急げ」!!

なのであります。


『恋愛3次元デビュー』、このコミックエッセイ、おもしろかった~。
オタクの2次元大好き女子が、恋愛したくてガンバルお話。
爆笑です(いやいや、かなり実用的でもありますよ)。
今は彼氏とスカイプでお話するんだ~、電話じゃないんだ~、と新鮮でした。
やっぱりね。
メールやLINEじゃ、恋だって育めないと思うんですよねぇ。



 

2014年5月7日水曜日

傷はきちんとおおいましょう

こないだの、早朝のこと。

「母さん、足が痛いんだけど」
えっ、またですか?

じつは、こないだの靴擦れに引き続き、足の拇指球(親指の付け根のふくらんだところ)にもマメというか、デカイ水膨れを作った長男。

治療はこの間のブログのとおりに、皮を除去して中の水を出し、湿潤治療を施し。
拇指球のマメも順調に回復していました。
治療はうまく行っていたはずだけど……?

「治ってなかった? またマメになった?」
「違うんだよ。マメは治ったの。んで、もう痛みも完全になくなったよ。
なんだけど……。ズキズキ痛い」

足の裏を持ち上げて見せることには……、うーん、こないだのマメの治療跡んとこではないか。
新しい皮はもうできているけど……。
「ここの中が、痛いんだよ。疲労骨折かな」

スポーツやっている成長期には、オーバーユースで足の中足骨を疲労骨折する場合があるのです。
「でも、普通、疲労骨折だったら、足の裏じゃなくて、足の甲のほうが腫れたり傷んだりするんじゃないの?」
「だよね。裏のほうが痛い」

「??? 押すと痛い? 動くと痛い?」
「押しても押さなくても、動かしても動かさなくても同じように痛い」
「あー。じゃ骨とか筋肉じゃないよ」

わかった。
以前も同じようなことがありました。

親指の付け根が疲労骨折になったと、整骨院に行ったことがありました。

整骨院は、我が家のお助けマン、ゴッドハンドの林先生。
捻挫でも、肉離れでも、なんでも治療してしまうスゴ腕なんです。

「こんなところは疲労骨折にならないんだけどなぁ。突き指もしてないね。
なんで関節に痛みがあるんだろう……?」
首をひねりながらあちこち仔細に見ていた先生、

「あれっ? この傷はなんだ?」
足の裏にできていた、ちいさな傷に目を留めました。

「あ、それ、水泡ができて、破けたんです」
「これ、もしかしたら、ウイルスか菌に感染したのかもしれないね。
ウイルスや細菌に感染すると、関節が痛むことがあるんです。
インフルエンザとかに感染すると、関節が痛むじゃないですか。それと同じですよ」
って。

「このままで自然治癒しますよ。万一数日しても痛みが変化しなかったらまた来て」
って。
先生の言う通り、ほんとに1日2日であららという間に治っちゃったっけ。

そうそう、
「こういう傷は、清潔にしておくこと!傷は、むき出しにしないで、きちんとおおったほうがいいよ」
とも言われました。

今回の、それとまったく同じパターンじゃないのー?

少しよくなったからと、バンドエイドもせず、治りかけの傷むき出しでサッカーやってたら、
そりゃばい菌にもウイルスにも感染しますわなぁ。

なにしろ 長男の足の裏の不潔さといったら、野戦病院並み。
ばい菌ウイルス培養にはうってつけの環境だからなぁ。

とりあえず、抗生剤入りの軟膏を気休めに塗って、バンドエイドを貼る。
「痛いんなら、とりあえず、痛み止め飲んどきな。あとは自然に治る!」
「ホント?」
「ホントホント!」
バファリン飲ませて登校させました。
一応、痛みが増したときのために、お弁当袋に予備の薬も入れておきました。

はたして夜、帰宅した長男、
「もうぜんぜん痛くない。薬も朝しか飲んでないよ」 とのこと。
よかったよかった。
やっぱりバイキンだったか。

傷は、完治するまで、きちんとバンドエイドなどで保護しましょう!!





擦り傷が多い我が家。
バンドエイドの専用引き出しがあります。
湿潤治療でなくていいような軽い傷には
「ケアリーブ」という絆創膏を愛用。
はがれにくく、肌に優しいのでこれしか使えません。