2021年1月13日水曜日

いつもどこかが健康ならば〇

 「健康について書いてみませんか?」とお話をいただいた当初、私はこんな考えを持っていました。

病気にはワケがある。健康にも、きっとワケがあるはず。ワケを知って、自分はピカピカの健康体になりたい。

なんて不遜な考えだったんだろう、と今では思います。

夫が、数年前に治療法のない難病になりました。封入体筋炎という筋肉が壊れていく病気です。幸い、命に直接かかわる病気ではないので、今も周囲の人の助けを借りながらなんとか勤めにも出ていますが、日々の介助、気持ちが落ちたときのフォローなどを通して、私は、ものの考え方が180度といっていいほど、変わりました。

病気になるのには何かワケがある。医学的にはそうですが、でも、いったいなぜその病は夫を選んで来たのだろう? 同じような生活、同じような体質でも、そうはならない人だっています。何が原因かを考えることは、どんどん夫と私を追い詰めることになりました。

そして、こう思い至りました。

あらゆる病気は、その人のせい、ではないんです。

生活習慣病なんて、いかにもその人の生活習慣のせい、のような名前がついてますが、それだって、その人の持って生まれた体質にかかっています。今はやりの新型コロナだって、そう。かかっても平気な人もいれば、あっという間に重症化して死んでしまう人がいる。なんとかして罹らないように、やっきになってアルコール消毒して、どんなに気をつけていても、感染を完全に防ぐことなんて、できません。

夫の病のワケを追究したい気持ちはあります。何が悪者なのか知りたい。でも、時間を戻すことはできない。過去をあれこれ思い出して悔やむより、今は、今夫が持っているすこやかさを大事にしようという気持ちになっています。

夫は、病気だけれど、すこぶる健康だと思えます。とくに頭が健康(笑)。自分が動けないのに家事のことによく気が付く(怒)。一緒に食卓を囲めるし、愉快に話もできる。障がい2級だけど。

だから、この先どうなるかわからないけど、いつもどこかが健康なら、オッケーかな? 調子の悪いところがあっても、日々、体のどこかは健やかであれば、それでいい。死ぬまで「今日も元気でよかったね」「大丈夫、大丈夫」とゴキゲンでいたい。

健康にはワケがある・・・・自分が今持っている健康に自信を持つこと。

それが、このブログを長く書かせていただいた末の、私の結論なのかな。


💙「健康にはワケがある」の連載はこれでおしまいです。読んで下さってありがとうございました。

続きはぜひ、戸塚美奈の個人ブログhttps://ameblo.jp/minahei/で!



初収穫の我が家のレモン
なんの不安もなく
皮ごと食べられるのがうれしい!





2020年11月25日水曜日

いい歯ブラシ見つけた!

 「これ、よかったら使って…」

と夫の妹にもらった歯ブラシセットの箱。

「かわいいと思って買ったんだけど、箱に蝶が描いてあったの…」

彼女、筋金入りの虫嫌い。

見れば、なつかしいクレヨン「サクラクレパス」パッケージデザイン。いったいどこに蝶があるのとよくよく見たら、ごく小さい蝶のシルエットが。

まったくもう。よく見もせず気分だけでまーたこんなおもちゃ買ってぇ。と思ったのですが。

使い始めてみたら、この歯ブラシ、めちゃくちゃ使いやすい!!

子ども用女性用とうたっているだけあって、ヘッドが小さくて小回りがきく上に、ブラシの先の毛が長いので、奥歯にしっかり届くのです。

こりゃいい!

さっそく家族全員の歯ブラシをチェンジ。

「何これ、めっちゃいい」最近親知らずに悩まされている次男は絶賛。

夫も、「あっ、よく磨けたもんだから、歯間ブラシ使うの忘れてた!」なんて。

これはリピ買い決定。

でも、こういうかわいいパッケージは趣味じゃない。サクラクレパスに似せて歯ブラシにセロファンが巻いてあるけれど、無用のもの。これはきっと、メーカーの商品に、元の歯ブラシがあるはず。そっちをたくさん買わせてもらいましょう。

と、製造元の大阪のメーカーに問い合わせたけど、この歯ブラシ、このパッケージの専用のもので、単独では売っていないんですって!

しかたないから、サクラクレパス箱を買い置き……。

パッケージがムダで嫌だったけど、値段的には1本ずつ大人用を買うより断然安いのでまぁいいとしましょうか。

メーカーさーん、この歯ブラシだけで売ってくださーい!

 

 

デンタルプロというデンタルフロスで有名な会社の商品。
だから特にブラシ部分が使いやすいのかもしれません。

 

 

 

ついでながら編集&文章をやった本の宣伝です!
小学生向けですが、大人でも有効と大評判。
クリスマスプレゼントにもぴったりです~!





 

 

 

 

 

 

2020年10月30日金曜日

青じその実にはαリノレン酸がいっぱい

 ご近所のおじさんが、毎年庭先にそれは立派な青じそを育てています。

伸びすぎた部分を摘んでは我が家に枝ごと持って来てくれるので、夏の青じそは買わずにすんでしまうくらい。

じつは、我が家にも青じそ、庭にあるんですけどね……。

バッタに食べられていつも丸裸。

そう言うと、

「そうでしょう? お向かいのIさんもそう言ってた。ウチはなぜか虫にやられないんだよね。たぶん根元にニラが植えてあるからだと思うよ」

とおじさんちょっと得意げ。

大きいのや小さいの、枝からすべてはずすのは一苦労なんだけど、青じそは大好きだし、本当に助かるから、毎度青じその枝を玉串のごとく押し頂くのです。

で、夏が終わると、これも恒例、ふさふさと穂を付けた、ほとんど木みたいになったやつを持って来て下さる。

この処理がまた一苦労でして、仕事がたてこんでるときなどは半べそなんですが、実をはずし、あくをとって塩漬けにしたあと、めんつゆにつける。これをご飯と食べると、最高にうまいのです。

「お向かいのIさんちにもあげたら、喜ばれたよ!」とおじさん。

どうやら、青じそおしまいの儀式は、ウチとIさんちに枝を分けたことで完了したらしい。

台所がいっぱいになるような枝ぶりの青じそと格闘して、小びんにいっぱいのしその実漬けができました。

 

後日、そのIさんとの話。

「いっぱい青じその実がついてるの、もらったでしょ?」

「もらったもらった」

「けっこうあれ、大変よね」

「ウン、大変」

「でも、しその実って、あれよね、エゴマとかと一緒でしょ? アルファなんとかって、すごいいい油なのよね」

 あっ、そういえばそうだ、エゴマと同じ!

巷で話題の、αリノレン酸。オメガ3という、血栓を防ぐ、アレルギーを防ぐ、等々すごい効果の油ではないですか。おいしいだけじゃないパワーフードだったんだ。

一気に労力が報われた気分。

 Iさん、

「お礼にお向かいに実を漬けたの持っていったらね、『オレ実は食べないんだよね』だって」

「そうだよ、去年私が持ってったときもそう言ってた」

αリノレン酸だよ、体にいいよって言ったら、おじさん、食べるかしらね?

                             



2020年6月26日金曜日

蚊のかゆみにどくだみ液

「蚊のかゆみにはどくだみがいいよ」

ご近所さんに教えてもらったのは去年のこと。
そのへんに生えているどくだみを適当にとって、インスタントコーヒーの空き瓶などに入れ、ホワイトリカーなどのアルコールを注いでおけばいいだけ。 蚊にさされたところにつけると、かゆみがおさまるのだそう。
「花も入れていいの? 乾燥させたりしないで、生で?」
「花ももちろん! 生でそのまま!!」
 どくだみなんて、捨てるほど生えてるので、 一応、教えてもらったとおりに作ってみたけれど、 なんとなく民間療法なんてあてにならないよね、という気がして、ちょっぴりしか使わず、去年は市販の虫刺され薬ばかり使用してしまってた。

ふと思い出して、今年の蚊の出はじめ、刺されるたびに、つくりおきのどくだみ液を塗ってみた。 1年たった琥珀色の液。

……なんだか、効いているような気が!

一緒に井戸端会議していたご近所さんに確認すると、即実践してみたそうで、
「あれ、けっこう効くよね~」 とのこと。

ネットで調べてみると、「どくだみチンキ」という名前のもの、花だけをアルコールに浸したものなどが出てくる。自然な暮らし方をしている方がたにとってはわりとポピュラーなもののよう。 

どくだみをちぎってすりつぶし、患部にこすりつけるだけでも効果があるそう。あ、思い出した、子どものころ、誰だったかにちぎりどくだみをすりつけられて、そのニオイに往生したことがあったっけ…。そうか、それがトラウマだったのか。どくだみっていうと、臭いとしか思えなかったんだぁ。

ところがびっくり、アルコールにつけてしまうと、どくだみ臭がなくなる。アルコールの揮発性もあって、使用感は、意外や化粧水のようにサッパリとさわやか。

 蚊にさされたら、できるだけすぐ、患部にどくだみ液をかけ、もみこむ。
ゆるやかにかゆみが引いていきます。あれ、おさまったかな、と見ると、刺された箇所はまだしっかり赤い。かゆみはいつのまにかひいている。

 市販の薬のような、「スカッヒヤッ」な刺激はないから、つけた瞬間は効いているのかがイマイチわかりにくいのだけど、比べてみると、明らかに、どくだみ液で対処したときのほうが、治りがよい。跡も残らない。

効いている、かどうかはわからないけど、確かにいい感じ。

どくだみの独特のニオイの元は、デカノイルアセトアルデヒドという成分で、これに抗菌作用があるのだそう。乾燥させると、この成分がなくなるので、生で使うのだそうです。でも、効果はこの成分のおかげなのかどうかはわかりません。
それに、効いているような気がするけど、それは1年たち、色が琥珀色になったからなのか、まだ初夏で、晩秋の蚊ほど強烈な蚊ではないからなのか。
はたまた、ご近所さんも効くと言っているから、効いている気がするだけなのか。
なんだかわからないことだらけで。こういうのを「エビデンスがない」って言うんですかねぇ?

久しぶりにこのブログを書いたと思ったら、なんだか怪しいことばかりですみません。
まいっか。引き続き、効果を調べてみます。どくだみ、いーっぱい生えてるし。蚊の季節はこれからだし!

※どくだみ自体にアレルギーのある方もいらっしゃいます。かならず小量でパッチテストしてからお使いください。


スプレーやコットンを使ってもいいけど、
使用済のコンタクト液や目薬の入れ物などにうつして
患部に直接液体がかかるようにすると使いやすいのでおすすめ。

リラックマのシールは何の関係もありません、念のため(リラックマ好きなもので…)。


2019年3月16日土曜日

薬をつかわず花粉症の症状を止めるには?

今年の花粉症、ひどくないですか?
暖冬だった影響か、スギ花粉が吹き荒れているよう。
夜はのどが痛くて眠れないし、毎朝くしゃみ連発で目覚める私です。

数年前からお世話になっているアレルギー薬「アレグラ」も効果ありやなしや、という感じ。
なにより、花粉症がひどくなってここ1週間というもの、昼間、眠くて集中できなくて、まったく仕事がはかどらない!!
自分を責めていたけれど、この眠さが異様。
さっきウトウトしたのにまた眠い。
だらしない!と自分を叱咤激励してみても、眠くて頭をもたげていられない。
……もしかしてコレ、薬のせいでない? アレグラって、眠くならないんじゃなかったっけ?

調べてみると、たしかに他の花粉症の薬と比べて眠くなりにくいけど、副作用として眠気が出る人は一定数いるみたい。
アレグラより前の第一世代の花粉症薬を飲んだとき、ヨダレを垂らして一日中机に顔をはりつけて寝ていたという恐ろしい過去がある私。
たぶん、薬が効きやすいタイプなんだろうねぇ。 ちょっとコワい。

朝飲んだ薬がきれる夕方遅くになって、ようやく頭がさえざえとしてきた。
ああ! 今からならいくらでも仕事ができそうなのに!!

ヨシ、今日からもう薬は飲まないぞ。
そう決心し、本日の仕事あきらめ、イヤイヤ夕飯の準備を始めたところ、くしゃみと鼻水が止まらない……。
うーむ、薬なしで、私はこのひどい花粉シーズンを乗り切れるのか。
ハッキリ言って、料理をする気なんてゼロ。
それでもなんとか自分を鼓舞して鼻をかみかみ、夕飯作り……。

仕事だって忙しいのに。
ナニサ、こんなに大変な思いをして家事をしているのに、夫はマイペースで自分のことばっかり。
イライラが最高潮になって、ふとしたことから言い合いに。
ああ、とうとう夫とケンカに……。久々にやってしまった。

プンスカプンスカ怒りながら夕飯の片づけをしながら、気が付いた。
……アレ? なんか今、花粉症の症状が、消えてない?

プンプン怒っている私、ぜんぜんくしゃみが出ない。
目のかゆみも鼻水も、見事に止まってる。
もしかして、怒ってるから???

……どうも、アドレナリンを放出すると、アレルギー症状が軽減するのらしい。
つまり、怒ったり、緊張したりしてアドレナリンを放出すると花粉症などの症状が出ない。
そういえば以前から、ランニングする時には花粉症の症状が出ないなーと思っていたのです。

なるほどね。

じゃ、薬はやめて、アドレナリンを放出するように生活してみようじゃないか。
でも、毎日夫とケンカなんてしたくないしねぇ。

……どうしよう!?

菜の花やかき菜が大好きで、庭にいっぱい植えたけど
喜んで食べているのは私だけ……。

2018年3月30日金曜日

五十肩になっていた「こんな人たち」

五十肩の痛みはまだ継続中です。(前回ご参照ください)

何をしていても痛いという状況は通り過ぎたものの、いまだに手を伸ばしたり、ねじったりの動作をすると痛い。
キッチンの戸棚、頭上にあるもの、奥にあるものを取るには覚悟が要ります。
肩に力が入らず、物を取り落とすことも多々あり。

でもね、一番つらいのは。
五十肩と言うと、「運動不足じゃないの?」と言われること。
それが一番悲しい。
たしかにこの1、2年、あたしゃ運動不足ですよ。自分でも思い当たるフシあるからよけい悲しい。

五十肩にしろ、生活習慣病にしろ、病を得てつらい思いをしている人に、「不摂生のせいだ」とか「運動不足だ」とかいって傷に塩を塗り込むのはやめましょうね。

でも、このところ、ちょっと勇気出て来た。
お正月、「五十肩で苦しんでいます」というメッセージを賀状に書いてきてくれたのは、大学時代の友だちのKちゃんだったんです。
彼女は大学時代はスキー部で、休日にひとりでさっそうとスキー場に出かけていくようなスポーツウーマン。
最近の賀状の写真で、その見かけに変わりはなし。
そのKちゃんが五十肩ですもん。

また、 テレビを観ていたら、IPS細胞の山中伸弥大先生が五十肩になったとおっしゃっていた。
「娘に婚姻届を出すと言われ、 ハンコを押した瞬間にグキってなったんです」って。
山中先生といったらあれほど多忙な中でマラソンを続けていることは有名ではないですか。

「リフォーム」の名づけ親でもある、手縫い服飾デザイナーの森南海子さん。五十肩に苦しまれたことを、著書で知りました。
周囲の人にその痛みをわかってもらえず、「スポーツをしないからよ」などと言われて傷ついた話が著書『布への祈り』に書いてあります。運動習慣はなかったようですが、手縫いの仕事と天ぷら食堂の二足わらじ。働きづめだったはず。

誰かが五十肩のことをツイートしている、と思ったら、ブックデザイナーの祖父江慎さんでした。
「四十肩がつらいっす〜。「え?」。すんませんサバよみました、五十肩がつらいっす〜。「そんなの60歳になれば治るよ」。小宮山博史さん、余裕の70代、さすがっす〜。(T ^ T)」。
祖父江さんといったら、印刷所泣かせの細かい指定で、睡眠を削りに削って仕事をされているお方。運動で体を鍛えているとは思えないけれど、夜も昼もない仕事の鬼。
ここでお名前が出ている小宮山博史さんは書体設計をされている方で、いずれにしても相当根を詰める仕事。

つまりです!
五十肩は、運動不足のナマケモノではなく、ズバリ、「働き者」がなるんです。
たぶん!!

もしかしたら、前かがみで根詰めたりすることがよくないのかもしれないけれども。
糖尿病の人がなるとか、運動不足がなるとか、肥満気味だとなるとか、じつにイヤ~なこと言う人もいますが、気にしないぞ。

五十肩のみなさん、こんな素敵な方たちが五十肩になるんです。五十肩に誇りをもって、しんどい五十代をしのいでまいりましょう。



森南海子さんの本、祖父江慎さんのデザインの本。
手縫い、本作り、どちらもほんとうに手間と時間がかかる!
でも手間暇がかかるものって、作り手に幸福感を与えるのです。
ものづくりの喜びをしみじみ教えてくれる本。

2018年1月19日金曜日

五十肩になりました

「更年期の不調? そんなのないないない!」と笑っていた私が、今、五十肩で苦しんでおります。

おかしいなと思ったのは1年くらいも前のこと。
身に覚えがないのに、右腕の二の腕に筋肉痛のような鈍痛を感じる日が続き。
そのうち治るでしょと思っていたのに、いつまでも不愉快な痛みが続く。
能天気な私もさすがになにか別の病気のための痛みかも、と心配に。
自分の勘と霊感(?)を信じれば、まず内臓系の深刻な病気ではなさげ。ネットや医学書等でさんざん調べたけれど、それらしい病気は見あたらない。
ひとつだけ、コレかも、と思った病名が、「五十肩」というものでした。

四十歳、五十歳くらいに発症する肩の痛み。五十代くらいで起こる、他に原因のない肩関節周囲炎のことを総じて五十肩と呼んでいるものらしい。
ははァ、これだね。
案の定、しだいに痛みが二の腕から肩全体に痛みが移り、半年後には見事な五十肩になり果ててしまった。

あああ診断的中!
と喜んでいる場合じゃなかった。
腕はだるいし、肩こりはひどいし、夜は痛みで寝られやしない。
しかも、この五十肩、年をとれば誰にでも出てくるという症状ではないため、周囲の人にこのつらさをわかってもらえないのがなんともせつないのでありますよ。
ネット上には「痛みで眠れない」「誰にも理解してもらえない」「運動不足といわれてつらい」「いつまで続くの?」といった悲愴な声が……。

どんな病でも、なんとかして自分なりに調べつくして、ベストの治療法や対処法を探したい、と思っている私、必死であれこれ探してみたが、治療法は、ない。
痛みを痛み止めで抑えるとか、ステロイド注射をするとかくらいしか手の打ちようがない。

ひとつ、確実なのは、時期をすぎれば、自然に痛みは引いてくるということ。
ただし完治するには個人差があるようで、ネット情報によれば、数ヶ月というものもあれば、1、2年というものもある。1年から2年だって!?

出てくるのはため息ばかり。

かつて五十肩になったという父に聞いてみた。
「お父さんは五十肩って、どのくらいで治った?」
傘寿をすぎた大先輩からは、
「まぁ、5年から7年だナ」という驚くべき悠長な返事が。

治ったころにはあたし、ババアになっちまうじゃん!!

(続く)

寝る時に肩をあたためたほうがいいと聞いて
このようなものを購入してみたのだけど・・・
あんまり・・・


2017年7月26日水曜日

頭痛の多くは、たぶん睡眠不足のせい

このごろ、頭痛に悩まされることがなくなりました。
2年ほど前から、ぱたっと頭痛がなくなり、今では持ち歩いていた頭痛薬も引き出しの奥へ。
頭痛って、どんなんだっけ? というくらいになってしまいました。
たぶん、これ、睡眠のおかげだと思います。
3年前に、睡眠についての本を作ったのがきっかけ。

取材先でしょっぱな、「睡眠をとると、何かいいことありますかぁ?」などとノンビリ聞くと、
先生は私のほうに向きなおり、キッパリ
「睡眠をしっかりとれば、頭痛がなくなります!」
とおっしゃる。

もちろん、睡眠をとることで成長ホルモンなどの分泌がよくなるとか、自律神経をはじめとして人体全部によい影響もろもろがあるのですが、
開口一番、先生から「頭痛」という言葉が飛び出してきたのが印象的だったし、不思議でした。
はぁ、頭痛、ですか。
正直、最初はそのくらいにしか思いませんでした。

「ちゃんと寝てます?」
という先生の問いに対し、取材に行った私と編集者はしどろもどろ。
私は寝る前に本が読みたくて、家事や仕事のあともソファでうとうとしながら読書。編集さんは、帰宅後2時くらいまでパソコンでネットを見てるんだとか。
「どうして寝ないの?  やることがあったら、早く寝て、早く起きてやればいいんです。夜の3倍はかどりますよ。ムダにだらだら起きていないで、早く寝る!」
ムダにだらだら。……ま、たしかにそうであるなぁとは思ったんですね。

先生の迫力におされつつ、その日から、私はできるだけ早く寝るようにしました。
どうしても10時とかには寝られないから、せめて11時台。0時は回らないように。
それまでは、11時くらいにウトウトして、0時すぎたら目がさえ、2時すぎまで起きて活動している、ということが頻繁にあったのだけれど、やめました。徹夜もやめました。

すると、いつのまにか、生理前の頭痛がなくなりました。
一方、低気圧が来るときに起こる頭痛にはチクチクと苦しんでいました。
ちょうどそのころから、「頭痛―る」というアプリを入れて、低気圧接近を把握するように。
すると、同じように気圧が下がっても、辛い時と平気な時があるのがわかりました。
そして、どうやら、頭が痛くてたまらなくなるのは、明らかに睡眠不足の時、ということがハッキリわかってきたんです。
やっぱり、睡眠不足で頭痛が起きるんだ! 

今では規則正しい生活がすっかり板について、午前様も徹夜もなし。
おかげさまで、低気圧頭痛も2年前くらいからありません。眠くて眠くて仕事ができない、という困った事態にはなるけれど、痛みも苦痛もまったくなし。
もし頭痛に悩んでいるのなら、頭痛外来なんかに行くより、まず睡眠から変えてみては。
絶対よくなると思う!

2015年春の刊行。今頃のご紹介でなんですが・・・・。
これがわたしの睡眠を変えた本。
『「睡眠第一!」ですべてうまくいく』成田奈緒子著、おすすめです。
 

2017年4月24日月曜日

繊維を効率よく食べる方法

前回に続いて今回も千切り礼賛です。


このあいだ、おもしろいテレビを観ました。
乳酸菌入りの飼料を家畜に食べさせることで、美味しい肉を作り、いい肥料を作る、という、乳酸菌のベンチャー企業についての放映。

牛のエサに特別な乳酸菌を配合して食べさせることによって、腸内の悪玉菌が減る。
悪玉菌が減った牛糞や尿に木くずを混ぜて発酵させると、有害な菌が死んで、牛のうんこがいいニオイになる。その上、牛が病気にかかりにくくなる。
臭くない牧場で育った牛はストレスもなく、おいしい肉になるのだそう。そのうんこを肥料にして育てた野菜がまたうまいといいことづくめ(2017年2月27日テレビ東京「クロスロード」)。

牧場では、社長の内藤義夫さん自ら牛のエサをチェックして回る。見ると、社長、やおら牛のえさを口に入れる。カットされた草を牛が食べているエサ箱からつまんで試食。 そして、牧場の主に声をかける。
「刃、研いでる?」
「あ、最近ちょっと」
「研いだほうがいいよ」
手元の草を見せると、草の切り口がちぎれている。「こうなってしまうと、繊維がつぶれてしまってもったいない。なるべく繊維は効率的に摂りたいから」
腸内で乳酸菌が元気に働くためには、大量の繊維が必要です。牛さんがせっせと食べている大量の草は機械でカットしますが、その刃がしっかり研がれていないと、切り口がぐしゃっとなってしまう。繊維がつぶれてしまうのですね。

このくだりを見て、ハハァ、なるほど、と、あることに初めて合点がいきました。

数年前、包丁を作る職人の親方に取材をしました。
店頭にあるさまざまな包丁を紹介しながら親方の奥さんが言った言葉が、ずっと私の頭に残っていました。
「包丁で料理を作るということが、健康のために一番大事なことなんですよ。包丁を使わないで生活している人は、病気になります」
そりゃ、コンビニで出来あいのものを買う生活よりも、包丁で野菜や肉を刻んだほうが健康的な食生活であることはなんとなく理解できる。だけど、包丁と健康の関係性には、「なんとなく」じゃなくて、論理的な裏付けがほしい。残念ながら記事にはできませんでした。
そうだったんだ、こういうことだったんだ! と思いました。

繊維を効率よく摂るためにこそ、包丁は大切。
日本人は古来、繊維質をたくさん摂ってきた民族。その食生活と健康を支えるのに、よく切れる包丁が大きな役割を担ってきたのに違いないです。
あの奥さんも、そのことをほんとうは言いたかったんでしょう。

「よそのメーカーの包丁でキャベツ切り出したら、評判悪くなったんで、またお宅の包丁に変えたよ」と、人気のトンカツ屋さんに言われたと、包丁屋の親方がうれしそうに話していたのを思い出します。

女優でエッセイストでもあった沢村貞子さんは、晩年の朝食にサラダを欠かさなかったそう。
そのサラダが、「冷蔵庫にある野菜を手当たり次第刻みこんだ」もの。
そのサラダにならって、最近の我が家の定番もそういうサラダ。ありもの野菜をトントンと刻んでボウルにふんわり盛り付けています。
不思議とレタスをちぎったサラダより我が家の男どもに人気。

ぶきっちょながら、自分で研いだ包丁で、できるだけ野菜の細胞を傷つけないように切っているつもり。そのせいか、翌日、翌々日まで残してもいたまず、美味しく食べられるのです。
あ、スライサーで切ってもいいのですが、スライサーの切り口は以外とギザギザなのです。にんじんサラダのように、ドレッシングの味をよくしみこませるために切る場合はスライサーでもよいけれど、スライサーで切ると野菜の細胞を傷つけてしまうので、よく研いだ包丁できるよりも日持ちは悪くなります。
それに、スライサーは手を切りやすいのでご用心。ギザギザだから、包丁で切るよりも、かなり、痛い。ご用心。

繊維をたっぷりとるためにも、私は包丁派です。



にんじんに大根、ピーマンや玉ねぎなど
なんでもかんでも。
野菜のみにして、ハムや卵の類を混ぜない主義。

2017年3月4日土曜日

キャベツの千切りを食べよう

春。
この季節になると、ああ、「キャベツ食べなきゃ」とうきうきしてきます。
家の近所の野菜の無人販売所には、元気なとれたて春キャベツがごろごろと。
手でパリパリと割って作るきゅうりと浅漬けも我が家の定番だけど、量を食べられるのはやっぱり千切りかな。
ザクザクとキャベツを切っていると、いつも思い出すことがあります。

以前、仕事で、広島風お好み焼きに欠かせないソース会社の料理撮影に立ち会わせていただいたことがありました。
そこでびっくりしたこと。
その会社の人全員が、お好み焼きがホントに大好きな人たちだった!!
料理の撮影時、料理の先生のほうは、食べさせるのに忙しくて、自分はあんまり食べてなかったりするものです。
ところが、その会社の方たちは、みんなまぁよく食べる!人たちだったんです。
お好み焼きの取材だから、当然作るのはお好み焼きばかり。さまざまなバリエーションのお好み焼きを、次々作って、もちろん取材の私たちにすすめてくださるのですが、自分たちも食べる食べる! 研究熱心とも言えるのだけど、その食べっぷりが、心からお好み焼きが好きで食べている~という感じで、私はいっぺんにその会社のファンになってしまったのでした。

お好み焼きは、粉ものでカロリーも高いイメージ。
なのに、あんなにパクパク食べているスタッフの皆さん、誰一人として太った人がいなかったんです。
その秘密は、もしかしてキャベツの千切りでは……と終日取材していて思ったのですよね。
だって、ふと見れば、いつもエプロンを付けたスタッフの誰かが、調理台に並んでいそいそとキャベツを刻んでいるんだもの。

お好み焼きは高カロリーに見えるけど、実は栄養バランス食。
とくに広島風お好み焼きは、粉は少しでキャベツの千切りが山盛りに入っています。
キャベツがたっぷり食べられて健康によい、ということもそのとき知りました。

キャベツの千切りといえば、これまた思い出す話が。
アントニオ猪木さんが現役時代に糖尿病になったとき、薬に頼らず、大量のキャベツを食べて病気を治したという話です。
ご飯を食べる前に千切りキャベツを食べて食事調整をしたそう。

それも考えると、日常的にキャベツを大量に食べているであろう、ソースの会社のみなさんが全く肥満していないのももっともと思えるのです。

そうそうあの時スタッフの人に、焼きそばに入れるキャベツも、千切りにすると、麺とからんでキャベツをたくさん食べられるからいいですよ、と教えてもらったのでした。

おかげで我が家、広島風お好み焼きは、準備をするのがなかなかめんどうでめったに作らないけれど、キャベツの千切りはしょっちゅう。
サラダの主役はキャベツの千切りだし、ハンバーグでもカレーでも、ウチではキャベツの千切りが付け合わせ。
キャベツの千切りをするたんび、あの会社の人たちが楽しそうにキャベツを刻んではお好み焼きを食べていた姿がまぶたの裏に浮かんできて、なんとも愉快な気持ちになるのです。



台所の主役が白菜からキャベツにうつると
春!っていう感じ。
(写真は冬キャベツですが)
 

2016年12月15日木曜日

忘年会シーズンのノロ対策

曇天の寒い一日が暮れて、あーカキ鍋が食べたいな、と夕刊をポストから取り出したら、「ノロウイルス猛威」の見出しが。
ちょうど今朝、ダンナが、会社の人がノロでえらい目にあったらしいよと言っていたのでした。
「突き出しのカキが原因に違いないって言ってたよ。カキ、怖いからやめてね」
「え~ノロはカキのせいじゃないと思うよ!」
そんな会話をしたばかり。
貝類が苦手なダンナとカキ大好きな私、毎年この季節、同じ会話をしてるような気がする……。

ノロウイルスは、カキなど二枚貝を通じて感染する、と言われるから、カキが犯人のように思っている人が多いけれど、悪いのはカキではないんです。
人の糞便に含まれるノロウイルスが海に流れて、その海水を吸い込んだカキがノロウイルスの居場所になる、ということ。
もっとも最近は、生食用の養殖カキはきれいな海水で育てるようになっているし、85度以上90秒以上の加熱で死滅するから、カキが原因のノロ食中毒は少ないんです。
カキからくるノロ被害(?)の報告のほとんどは夏場の岩ガキや加熱不足のカキフライ。

ではどこから感染するか?
手から手へ、ドアノブを通じて手へ、そして口から侵入……つまりはノロウイルスに感染している人の糞便が口から胃腸に入ることで、うつる。
調理している人がノロに感染していて、調理の最中に食べ物にノロウイルスがくっついて、その食べ物を食べて、感染する、ということが多いよう。
なら、ノロにかかっている人が調理しなければいいことですけど、でも、ノロウイルスには、感染してもなんの症状も出ない不顕性感染があるし、いったん感染すれば2、3週間はウイルスを出し続けてしまうので、多くは感染に気付かぬままノロウイルスを排出してしまっているというわけ。
だから防ぎようがない。
もちろん、手洗いの励行にマスク着用、塩素による調理道具消毒は有効だけれど、すべてを防ぎきれるものじゃない。
ノロにやられたら、「あたってしまった」とあきらめるほかなさそう。まぁ死ぬわけじゃなし。ついでに一年の毒出ししできてラッキーと思えばいい。

国立感染症研究所のサイトには、ノロによる集団感染についての衛生研究所の分析が載っています。
それ見ると、集団発生したかのように見えるノロでも、患者を調べてみれば、複数の遺伝子型のノロだったりする。
つまり、感染経路はバラバラであるということ。同じ人物から複数の遺伝子型のノロウイルスが見つかったという報告もあります。
つまり、ノロウイルスはどこにでもいるし、あちこちで感染するチャンスはあるけれど、発症するかしないかはウイルス如何ではなくて、その人のコンディションしだい、ということなんです。

そこで私が心がけていること。
その1)体調が悪いときには、のこのこ宴会に行かないこと。これは忘年会の鉄則。
その2)なるべくあたたかいものを食べる。
ノロウイルスは、一年中いるけど寒くなると活発になるウイルス。 ノロによる食中毒には、仕出し弁当が多いのです。私の勝手な推測ですが、ノロが暴れるのは冷たい料理も一因なのではないかな、と。
アツアツの鍋を囲んで、お腹もぽかぽかにしていたら、ノロウイルスもそう悪さはしないのではないでしょうか。
その3)寒い中帰ったら、しっかりお風呂で体を温めてから寝る。
人間に 火を通すわけにはいかないけど、40度くらいのお湯につかってしっかり体をあたためて体温を上げれば、夏場と同じようにノロウイルスも増えないはずです。
以上。

新聞で「ノロウイルス猛威!」なんてデカデカととりあげるほどのことじゃないよ。
というわけで、この冬も私は
大好きなカキを、おいしくいただきまーす!

ひなたぼっこも大切と
ウチの犬が申しております。

2016年10月27日木曜日

喘息は薬で抑える

急に冷えこんだ先日の朝方、長男の激しい咳の音で目が覚めました。
「風邪ひいたかも」よく眠れなかったらしい。
「もしかして……喘息!?」 小学校の低学年のころの一時期、季節の変わり目になると咳が出て、吸入剤を使っていたのです。
「でも治ったんだけどなぁ」成長するにつれ症状が出なくなり、本人も喘息のことはすっかり忘れていた様子。
とりあえず予備校には出かけていきましたが、「苦しいし、咳が止まらなくて顰蹙だし」と昼過ぎに帰ってきてしまいました。
「昨日全然眠れなかったから、少し寝る」なんだかかなり辛そう。
咳は止まらず、部屋に様子を見に行くと、壁にもたれて体を起こしたまま朦朧としています。「横になると咳が出るんだ」
それって真性喘息じゃないの!
「病院に行きなさい!」
「やだよ、病院なんて時間のムダ、お金のムダ、薬なんて効かねえし。前に腹の風邪ひいたときも結局治るまで待つしかなかったんだぜ」
いやいやいや、ちょっと待て。
たしかにインフルエンザやかぜに効果のある薬はない。でも、すばらしく効く薬もたくさんあるのだぞ。
「喘息には薬が必要なの!」

喘息にはステロイドという効く薬があります。ほんとうに効く薬だから副作用も大きい。それでやたら怖がる人もいるけれど、近年では薬の使い方も進化し、副作用の少ないステロイドの吸入薬を使うことで発作を予防できるようにもなっています。
喘息は、薬を使って症状を止めないとどんどん気道の炎症がひどくなり、発作が起きやすくなり、呼吸も苦しくなる。いったん症状が出ると悪循環になりやすい。体力も消耗してしまうし、気道が狭くなってしまうと治りにくくなってしまう。
喘息の場合は、しっかり薬を使って症状を止めること、薬でコントロールすることが大事なんです。

ステロイドを使わずにひたすらガマンなんて、それほど馬鹿げた話はないですよ。足の甲がアトピーになって何年間か苦しんだ私、白状すると、一時ネット上にある情報に流されて、ステロイド薬を中止したこともあります。何度かその繰り返しをして、はっきりわかったことは、アトピーの治療にステロイドは必要である、ということでした。
あるお医者さんが、ステロイドは「火消し」と言っていました。ステロイドでの治療は喘息やアトピーの炎症で火を吹いて火事を起こしているところに、火消しの水をかけるようなものだと。少しずつダラダラ使うのでは効果がない上に副作用も多くなる。一気に使って火を消し、火が消えたら段階的に減らすことが大事。そして、症状が完全に落ち着いてから体質改善を心掛ける。

いろいろ話すと、長男、じゃ病院に行ってくるとさっさと出かけていきました。やっぱり相当苦しかったんです。
病院の待ち時間が長いのがイヤだと言うので、保育園や小学校の時にお世話になった、女医さんが一人でやってる小さな内科に行くことに。あの病院が混むのはインフルエンザの時期だけ。 すぐ戻ってくるかと思ったら、小一時間して戻ってきました。

「喘息だった」
やっぱりね。
「注射された」
えーっ!そんな重症だったのか。
「酸素の量測った?」「うん測った。めっちゃ少なかった」 どうやらそうとう重症だったらしい。ステロイドの注射をされたとのこと。
「ちょっとだけ痛いけど、って言ってたのに、まだ痛いんだよな」とブツブツ言っているけれど、筋肉注射イッパツで咳もおさまり、「あー腹へった、今日の夕飯なに?」。あっという間に元気はつらつ。
ステロイド、なんてオソロシイ薬なんだ……。

とにかく症状が落ち着いてよかった。咳で眠れなかった小さいころのことを思い出して心配だったけど、薬もらえてとりあえず安心。今後はステロイドと気管支拡張剤が混ざった吸入薬で予防するとのこと。
ちょい前から少し涼しい日には咳が出ていて、なんだか怪しいなと思っていたけれどやっぱり喘息だったか。
子どものころの喘息が大人になって再発するのは、ハウスダストなどのアレルゲンよりもストレスが原因のことが多いのだとか。ポーカーフェイスだけど、我が家の浪人生、けっこうストレス抱えてるのかも。


「このピンクの赤ちゃん用の薬はなに!?」と聞くと、
「ステロイド。注射できない子どもが飲むやつ。注射の効果が切れて、病院来るヒマなかったら飲んで、って」
薬の袋にも入ってないし、先生ったら相変わらずさっくばらん。
でも融通きく先生だからありがたいのです。

2016年10月4日火曜日

「ものもらい」にならないためには

「またやっちゃったよ」 次男が目を押さえています。
またできちゃったか、「ものもらい」。
仕方ないので、常備しているものもらい用の目薬を渡します。
3週間くらい前も、目がゴロゴロすると言っていました。
さっさと目薬をさして、3日後ににはスッキリしていたようですが。

「なんでこんなにしょっちゅうなるんだろうなぁ」 ブツクサ言っている次男。
うーん、なんとなく理由はわかるような気がする。きみのその、ドナルド・トランプのように伸びた前髪を見れば……。

「ものもらい」、じつにうつりそうな病名だけれど、うつらない。
免疫力が落ちているために細菌感染して化膿したもの。まつげのところにある分泌腺に脂肪がつまってしまう場合もある。
原因の多くは、目につっかかる前髪だったり、汚れた手で目をこすったり、で細菌感染するのが主のよう。夏場にシャワーですませてばかりで、しっかり顔をあたためて洗い流さなかったために分泌腺に脂肪が詰まることもあるらしい。アイメイクの汚れが原因のこともあるそう。

次男の前髪、長いからなぁ。
しかも固い。
ゲゲゲの鬼太郎みたいに、凶器になるんじゃないか。

このあいだ、美容院の兄ちゃんともしみじみ話したのです。「髪の毛って、肌に刺さりますよね」ということ。一本でも体についていればチクチクする。
犬の毛カット用はさみで自分の前髪を切ったと言ったらムリムリ、とあきれて手を振る。
「人間の髪の毛って、犬の毛と比べモノにならないほどめちゃくちゃ固いんですよ。銅線みたいに」って。バッチリ研いである専用のはさみでなければ切れませんと。
そうなんだ。
日本人の髪はまたとくに固い。
加えて、私の髪は日本人の中でも硬くて太い剛毛であるからして。
次男にはしっかり私の髪質が遺伝してる。伸びるのも早い。次男の頭も、カットをしてもあっという間に伸びてしまう。起き抜けの次男の頭ときたら、まるで黒いニワトリが乗っかっているかのようなありさま。

生命力ばつぐんなのは結構だけど、その剛毛の前髪ですから、デリケートなまぶたに刺さればかなりの刺激があることは容易に想像できます。
チクチクするから、目をこすることも多くなってしまうわけで。
こりゃ、ものもらいにもなるわ。

そうそうその上、次男のやつ、夏の間右手を骨折していて、それでシャワーばかりになっていたのだった。
ものもらいは、ニキビのように、糖質が多く脂っこい食事も影響するそう。骨折のために運動不足で脂肪も過剰摂取だったかもね。

目にかかる前髪、風呂つかりなし、脂質の多い食事、なるほどね。

ネット上でゲーマーらしい男性が、「ゲームばっかりやってるからものもらいになるのでしょうか?」と尋ねるのを何軒か見かけたけど、原因はゲームではないと思うよ、うん。

私自身が最後にかかったものもらいは、まだ子どもたちが保育園だった若かりし(?)頃のこと。
仕事が忙しい時で、早く治そうと点眼薬ガンガンさしまくったところ、治る気配もないままお岩さんのように悪化していったのでした。
恐怖におののきながら眼科にかけこんだところ、「目薬の刺しすぎ!」「薬によるかぶれ!」の診断。
抗菌薬がまわって一時的に腫れがひどくなるのはよくあることらしいですが。くれぐれも市販薬使用時は使用量を守りましょう。

まずは、前髪は目にかからないように、お風呂につかり、脂肪摂取は適切に、予防第一です。

それにしても……。
前髪を伸ばしたがるのって、「中二病」ですかね。マンガの主人公の絵やアイドルタレントの写真で前髪が目にかかってるからって、それを実生活で真似するのはバカでしょうが。高3のくせに、次男もいいかげんに元服してほしい。

校則だからじゃありません、目を守るために、前髪が目にかからないようにするべきなんです。



大好きな菊、「もってのほか」のおひたし。
故郷山形の味です。
菊は漢方にも使うだけあっていろいろな効能があるけど、
目の炎症にもよく効くのだとか。
 

2016年7月4日月曜日

夏風邪? アデノウイルスの胃腸炎

10日前のこと。
朝起きてみたら、長男の様子がおかしい。
トイレから出て来たと思ったらまた入り。布団に倒れ、お腹を押さえてうなっているのです。

「腹が、すげえ痛いんだよ」
「腸? 胃?」
「わかんねぇ、とにかく、超痛いの!!」
朝からコントやってる場合じゃなさそう。ひどい下痢で、食事もいらないと言うのです。
夕べの何かにあたったか? 思いあたるふしはなし。もしかしたら、夏風邪かな? 夏風邪でお腹を壊すことはよくあると聞いたような聞かないような?

「食べ物が原因じゃないと思うんだよね。吐かないから……」と苦しそうに長男。
下痢するにしても、そんなにお腹が痛いって、どういうこと? でも熱はありません。
お腹丸出しで寝て、冷えたのか。
でもまぁ、いずれにしても、1日2日で、治るでしょ。
かなり具合は悪そうですが、頭はしっかりしているようなので、ほっといてもやばいことにはならないはず。
とりあえず予備校は休ませ、おかゆなど消化のよさそうなものでしのぎ、様子を見ることにしました。

ところがですよ。 3日たってもよくならない。 まだお腹も超痛いと言う。
夏風邪といっても、それほど長引くのはおかしいぞ。
もしかして、O-157などの食中毒系も疑ったほうがいい? などと心配になってきました。 でも、O-157だったら、鮮血の血便がでるはず。長男に聞くと、それはないそう。
「なんか、痛みに波があるんだよね。あ、痛くなってきた…って感じで来るんだよ」
それってじ……陣痛!?
完全にお手上げです。
「できるだけ医者には行くな」が信条ですが、3日たってもおかしいのは……。 長男、ちらっと母の顔を見ながら、「やっぱオレ、医者いってくるわ」と近くの病院に出かけていきました。

戻って来た長男。
「何だった?」
「胃腸炎だって」。
そんなのわかってるわい。 
「だから、原因は何だって?」
「さぁ。ただ、長くかかるって。1週間から2週間だって。予備校は行っていいけど、お風呂は家族で一番最後にしてください、だって」
「じゃ、O-157とかそういう系じゃないんだね?」
「たぶん」
しょうがないなぁもう、と思って処方された薬を見ると、ビオフェルミンのみで抗生物質はなし。ということは、O‐157とかの大腸菌ではなくて、抗菌薬の効かないウイルスが原因のウイルス性胃腸炎という見立てのよう。

長男に聞いても一向らちが明かないので、ネット情報を駆使して調べました。

たぶん、 原因ウイルスは、アデノウイルス。
アデノウイルスは、風邪症状を引き起こす代表的なウイルスです。インフルエンザウイルスのように変異するので、何度でもかかる。
しかも、型は51もあって、症状も多種多様。
たとえば、7型。これは、幼児がかかると、治りにくい扁桃腺炎をおこす。夏場にはやるので、プール熱ともいわれるものです。
流行性結膜炎を起こす型もいろいろ。
11型は膀胱炎を起こす。
そして、40、41型が腸管アデノウイルス。
これが胃腸炎を起こす。夏や秋にはやります。
熱はそれほど出ず、嘔吐もひどくはないけど、下痢が長引くらしい。症状が引くのに、10~2週間。ウイルスが完全に体の外に出るまでに1カ月もかかるそうです。

長男の症状は、まさにこれ‼ と膝を打ったのですが、通常かかるのはほとんどが幼児だそう。幼児の場合、下痢はするけど症状はいたって軽いようです。
あんなに痛がってるのはなんだ? って感じですが、幼児がかかって軽い病気も、オトナになってかかると重症化するというのは感染症の常。
長男め、よっぽど体力が落ちているのでしょう。サッカーをやめた次男と長男、次々と風邪のえじきになっとる。

10日たって、今朝の長男は、やっとしっかり朝食を食べていました。
やれやれと思いながら、ふと、あることを思い出しました。

長男を出産した年の夏。里帰りした時のこと。
まさに私は、長男のように、1週間以上腹痛と下痢で苦しんだのでした。
思えば、あれはまさに、腸管アデノウイルスのしわざだったのかもしれない。
ろくに食べられないまま授乳とクーラーなしの実家の暑さでヨレヨレになり、1週間以上たってから町医者に転がり込んで、点滴してもらうハメに。
ずっと点滴のおかげでよくなったと思っていたけど、そうだったのか、ちょうど治る頃合いだったんだ。
10日~2週間。そういうものだとわかっていれば。あのときは両親にも心配かけたなぁ。

プール熱の扁桃腺炎も長引くし。
いや~、夏のアデノウイルスってしつこいんですね~。

お気を付けください!



お弁当のかわりにゼリードリンクを利用しました。
サッカーやめてからご無沙汰だったけど久々の再会・・・・・。
体調の悪いときのエネルギー補給には、便利ですよね。
(スミマセン写真がなぜか上下逆ですが・・・)
 





2016年6月10日金曜日

耳かきはほどほどに

朝、出かける長男が、「あ~、昨日イヤホン壊れちゃったんだよね、どうしよう」と言っていたので、私が仕事で使っているのを貸しました。
夜帰ってきたら、 「これ、もう返す」 。ありゃ、もう新しいのを調達してる。

「母さんのイヤホン、耳に入れるのヤだったんだよね……耳垢ついてんだもん!」
見てみたら、たしかに。白いイヤホンに、茶色いのがこびりついている。
「ティッシュとかで拭いてくれたらいいコトじゃん」
「拭いたよ。でも、拭いてもとれねぇ」
やってみたら、ほんとに乾いたティッシュじゃとれない。

ボロ布に洗剤をつけて必死にイヤホンを磨いている私を見て、長男があきれたように言うではないですか。
「あのさぁ、母さん、ちゃんと綿棒で耳掃除してる? 毎日ちゃんとやったほうがいいよ。オレちゃんと風呂上りにやってるよ」
ん?  ここでちょっと待った。

「毎日は、頻繁すぎるよ」
「なんで」
「耳かきは、10日に一度でいいんだよ。毎日やるもんじゃないんだよ。このあいだ病院の待ち時間に病院のモニターでもやってたよ」

このあいだ、義母を病院に連れて行ったとき、何もすることがなく、ボケッと待合室のモニターに流れる健康情報を見ていたら、クイズが出ました。

「耳掃除はどのくらいの頻度でするべきだと思いますか?」
「① 毎日 ②3日に1回 ③10日に1回」
うーん、やりすぎるのはよくないと聞いたこともあるから、まぁ、②の、3日に1回かナ? と思っていたら。

「そしたら、正解は、じゃーん③の10日に1回だったんだよ」
「え~、それ絶対間違ってるよ。母さんいつも病院の言うこと聞かないじゃん」
「いや、これに関してはホント! かゆいから掃除するのじゃダメなんだって。よけいかゆくなるから」

昔の仕事仲間に聞いた話。耳かきをやってもやっても耳垢が出てくるのでおかしいなと思ったら、耳だれがひどくなり、激痛も起こって病院へ駆け込んだとのこと。それは耳かきのやりすぎだったそうです。
当人に「耳かきには気を付けたほうがいいですよ」と言われて、以来、私は、耳かきはごくたまに、にするようにしているのです。

耳垢にはばい菌を殺したりする働きもあって、立派に人体の役に立っているのらしい。だから、すべて取り去ればいいというものはないんです。
しかも、耳かきのやりすぎて小さな傷ができてしまうと、傷を治そうと、よけいに耳垢が出てしまうそうで。
ひどくするとカビが繁殖してしまうこともあるらしい。
そうなったら耳鼻科で抗生物質とステロイドを処方してもらわなければなりません。

「なんとなくわかるけど、でもさぁ、耳ってかゆくなるとガマンできないじゃん」
うむ。
ではとっておきの方法を教えよう。
「耳がかゆくなったときにはね、耳かきや綿棒を使わないで、まず、指先をティッシュでくるんで、耳の入り口の指が入るとこだけ、くるっとと拭く。必要なくなった耳垢は、入り口付近に出てくるの。それだけでスッキリして、かゆみが気にならなくなるから」

これ、ほんと。お風呂上りもこれだけでOK。中まで綿棒でゴシゴシこする必要なんかないんだから。

「え~、指じゃ太いよ。綿棒でやるのが気持ちいいのに」
「気持ちいいからって、やたらとそればっかりやってたらサルと一緒でしょうが~‼」

長男あきれ顔。

たしかに、花粉やら湿気でむずむずする季節ではある。
ひどい傷になって、知人のように病院に駆け込むほどでなければ、ほどほどに耳かきしていただいていいけど。

「どうでもいいけどさ、母さんのそのイヤホンは汚いからどうにかしたほうがいいと思うよ」

わかってまーすよーっ。


庭のイチゴにのっかった小さなカマキリ。
ひと雨上がるごとにたくさんのカマキリの赤ちゃんが孵っていて、
コンテナ家庭菜園のあちこちにチビカマキリがいます。
しかしまぁこのイチゴときたら・・・・酸っぱくって、食べられない!








 

2016年5月25日水曜日

指に傷があるときの家事が劇的にラクになった!

ああ、家事が面倒だなぁ、とうんざりするときには、家事は「スポーツだ!」と思ってやっています。
体力だけはあるため、手際の悪さを余計に動くことでカバーする傾向にあり。ですんで、準備運動のひとつでもして、気合いを入れてかかれば、なんとか元気に家事を始めることができます。

しかし、そんな私も、料理が思いっきりユーウツになってしまう時が。
それは、指のケガをしたとき。 そそっかしいから、何かで指先を切ったりはしょっちゅう。絆創膏を巻き付け、指サックなんかやってみても、絆創膏のガーゼはすぐに水がじわじわしみてきて不愉快極まりないんですね。
それに、あっという間に絆創膏が臭くなる。なんだか不潔な感じもして、家事をやる気がどんどんと失せる。

それがですね、最近の私、怖いものなしになりました。

指の傷に、湿潤治療用の絆創膏を使い始めてからです。

我が家ではもともと息子たちのサッカーのケガ用に買っておいてたもの。
以前も書いたように、スパイクでできた豆などの治療に重宝していたのですが、なにしろ値段が高いので、日常的なごく小さな私の指のケガには従来のリーズナブルな絆創膏を使っていたのです。

息子たちが部活動を引退し、ケガがなくなって、引き出しにしまい込まれていた高級絆創膏。
ある日、フト、思い立って、高級絆創膏いえ、湿潤治療用絆創膏を取り出し、はさみで小さな傷を覆えるくらいの形に切って、自分の指の傷にペタリと貼ってみたところ。
快適至極!! ということに気がついたのでした。

ゴムが皮膚に張り付いているだけのような形なので、水を使っても、水分をタオルでふき取ってしまえば皮膚と一緒に乾燥してしまう。
だから、洗い物をするたびに貼りかえる必要なんてありません。
もちろん接着面には水は入り込まないし、傷には水にも空気にも触れず、適度なクッション性もあるので痛みもまったくなし。

そのうち周辺部分にホコリがついたりしてめくれてきますが、汚くなった端のみを、ツメ切りや眉毛切りなどでチョッキンとカットしてしまえば、貼りかえる必要もなし。
小さな傷だから、湿潤治療用絆創膏は傷に合わせてカットしてケチケチ使います。残りは清潔に保管しておけばよいのです。

このことに気づいて以来、指にケガがあるときの家事が劇的にラクになりました。
もう、ケガしてもいちいちメゲる必要がない。ピタリと貼り付けて、ノンストレスでまたせっせと手を動かせるのです。
昔々、私が子どものころ、あかぎれで辛そうにしていた母にも教えてあげたいと思ってしまう。
いやあ、世の中便利になったものです。便利なものは使おう。

ま、なるべくケガしないように気をつけたほうがいいですね、わかってるんですが。

【念のため】ハンバーグをこねるとか、時間を置いて食べるおにぎりを握るなどの料理の手作業をするときは、一応その上に使い捨ての手袋を使用します。これからの季節、黄色ブドウ球菌の食中毒が気になるので。



「キズパワーパッド」を愛用。小さなサイズのものをさらに小さく切って
ケチケチと使っています。
小さな小分け袋などに入れて保管しておきます。
眉毛切りばさみはすっかり薬箱のレギュラー。
汚れた端っこもこれでキレイに切れます。



汚い写真で誠にすみません。
見本です。
大酒飲んだあとにキャベツの千切りして、
左指の皮をそぎ切りました(アホですね)。



 

2016年3月18日金曜日

たまにはかかろうインフルエンザ

今年はけっこうインフルエンザにかかった話をよく聞きました。

なにしろ、我が家の次男が、インフルエンザにかかりましたからね。
間違いなくA型です。なぜならクラスの仲の良い野郎どもが軒並みかかったのがA型だったから。
A型ということは、AHINI、つまり、2009年に流行したブタの新型インフルエンザの変異したものです。
この次男のインフルエンザ発症の一週間後、恐ろしいことに長男の受験ウイークでした。こりゃまずいと気をもんだけれど、長男はまったく平気。
新型インフルエンザが流行したとき、夏のうちにかかってけっこう重かった長男は、もう強力な免疫を持っていたんでしょうね。
そのとき、長男からうつったはずの次男は、半日くらい気持ちが悪くなったくらいで、てんで平気だったため、今年になってかかったようです。
ついでながら、今回ももちろん、ダンナも私もかからずじまいでした。

さて次男。 医者には行かず、一錠の薬も飲まず、ただ寝るだけで治しました。丸二日寝て、その後4、5日はよろよろしていたかな。
具合が悪いあいだ、自分のフトンの中でずーっと寝ていた次男。スマホでゲームでもやってるのかな、と怪しんでそっと見に行くと、まくら元にのど飴の袋とペットボトルの水だけおいて、ひたすら寝てました。ケガをした野生のクマがねぐらで傷を癒しているような感じでした。

え? 医者ですか? 
インフルエンザで医者に行く必要はないですもん。
だいたい、熱でつらいのに出かけて行っても、検査して高いタミフル処方されて、医者を喜ばせるだけです。それに、病院には子どもがごろごろいますから、別の型のインフルエンザをもらっちゃう可能性があります。
ああ、これはインフルエンザだな、と思ったら、断固、家でじっと寝てるべきです。そう、傷を癒す野生動物のようにです。
世界中でインフルエンザで病院に行く国は日本だけです。ヨーロッパでインフルエンザで医者に行ったら、そんなことで来るなと怒られます。
日本ではなぜ病院に行くかというと、インフルエンザであるという証明書を学校に提出すれば欠席にならないというじつにヘンテコリンな法律があるために、発熱した子どもがゾロゾロと医者に行くのですね。ガッコでいい子になるために。そのためにますますインフルエンザがはやるのです。

あーあほらしい。

……よけいなこと言いました。

今年は、仕事関係のオトナにもインフルエンザになったという人がけっこう出ました。検査をした人はB型だったとのこと。
B型はA型とくらべて軽く、子どもがかかりやすいやつで、もともと軽くみられてました。ところが近年B型の流行が増えているということで、このシーズンからインフルエンザワクチンにB型のウイルスが一個追加されました(それで値上げしてた)。A香港型、A2009年ブタ型、B型ふたつの型の計4価。B型一個だけだとはずれるかもしれないからといって1個増やしたのですよ。
そいでもってこのシーズンはB型にかかる人が増えてるんだから、あたりまえだけど、あてずっぽなワクチンなんて、ンなもんまったく効果ないということです。しかも、厚労省は、このB型ウイルスの選定は80%はずれてましたとかヌケヌケと言ってるらしいですよ。 はずれたものを打たれてお金もいっぱいとられたんじゃ目の前真っ暗です。

……よけいなこと言いました。

ともあれ、 春の彼岸を迎え、よし! 今年も風邪をひかずにすごせたゾ! と満足気に勝利宣言する私に、次男が言うのです。

「いや~、インフルエンザにかかるのもいいもんだよ」
「え、なんで?」
「オレ、インフルエンザにかかってから、調子いいんだよね~」
「え? どういうこと?」
「足のイボが取れたんだよ。それに、腕と膝の裏に出ていた湿疹が、きれいになって、肌の調子いいんだよねー!」

次男の足に、1年以上前からへんてこなウイルス性のイボができ、皮膚科に行っても治らず、困っていたのです。
それが、インフルエンザの熱が引いたころにポロっととれたんですと。
その上、腕と膝の裏にアトピー様の湿疹ができてかゆがっていたのですが、見せてもらうとお相撲さんのようなもち肌に!

じつは、知り合いのライターさんも、インフルエンザにかかったら、悩みの種だった主婦湿疹が消えたと言っていたんですよね……。

はしかにかかると、肌がきれいになり、アトピーなども消えると言います。それは、アトピーなどのアレルギーをおこしている抗体が、ウイルスという新たな外敵と戦うために動員されて、間違った免疫反応がなくなるからと考えられます。
次男のウイルスのイボは熱のせいでとれたのか、免疫の働きのなにかの作用なのかはわからないけれど、あれほど頑固なものが取れてスッキリしているのだからビックリです。

なるほどね、インフルエンザウイルスも、人さまのお役にたってるわけだ。
毎年まったくかからないけど、たまには、かかってみたいものです。

しかし、
これはますます、予防する意味がないネ。



冬の間草ばかりでさえなかった植木鉢や花壇から、
つぎつぎに芽を出し、つぼみがふくらみ、花が咲き始めてます。
毎日庭を見るのが楽しみな今日このごろ。
冬は見た目殺風景だったけど・・・
ぱっとしない見た目の地味な時期にも、土の中に根をはって、
きれいな花を咲かせる準備をせっせとしていたんだなぁ・・・・・、って。
あたりまえのことなんですけどね。植物を見てるといろんなこと考えさせられます。
 

2016年2月22日月曜日

ヨーグルトメーカーを買ってみた

インフルエンザの季節、そして引き続き、花粉の季節で、冬のシーズン中あちこちで宣伝されるヨーグルト。
アレルギーには〇菌、インフルエンザには〇菌と、最近ではいろいろな乳酸菌のヨーグルトが出てきて、テレビで宣伝されれば即スーパーでは品切れ……ということも多いようです。

この冬、去年くらいから人気の、明治のR-1ヨーグルト。これを毎日飲んだ人たちのインフルエンザ発症率が抑えられたというデータがくりかえしテレビの健康番組で放映されていました。
「ほんとかなァ?」
そういう情報には眉に唾のクセがついている私でも、あれだけテレビでやられると心が動いてしまうというのが情けない。 スーパーに行くと、やっぱりR-1は品薄。

ヨーグルトは、思いついて食べてもダメで、毎日食べ続けないと効果がないとはよく言われるところ。最近人気の、うんち(腸内細菌)研究者、辨野義己先生がそう言っていました。先生ご自身、毎日300ml召し上がっているそうです(週刊文春2/25号)。

といってもです。家族全員、毎日食べていたらかなりの出費。
さてどうしようと30分くらい考えた挙句、自分で作れないかな?と思い立ちました。カスピ海ヨーグルトのように自分で増やせればケチケチせず家族で食べられます。

ケンサクすると、R‐1ヨーグルトをヨーグルトメーカーで増やした話が続々出てきました。 カスピ海ヨーグルトなどは常温でも増やせますが、R-1菌は常温では無理らしい。
目を付けたのは、「ヨーグルティア」というヨーグルト発酵機。
買うか、どうするか。アマゾンのレビューを見ながら考えることしばし。
「買ってよかった」「シンプルな機能で使いやすい」「うずらのひよこが孵りました」(⁉)など絶賛評が並んでいるので思わずクリック。

さて。
手元に届いた商品を確認すると、なるほど、温度とタイマーを設定するだけの単純機能。ヨーグルトだけでなく、納豆やみそ、天然酵母などのパンだねの発酵もできます。温度を一定に保てるので孵卵器としても使える(とは説明書には書いてありません)。

さっそく、ネット記事を参考にR-1ヨーグルトカップ半分を、1リットルの牛乳にまぜてみたところ……なんと、一発でおいしいヨーグルトができたのでビックリ! 
それ以来、ものぐさな私が二日とあけずせっせと自家製ヨーグルト作りです。

R-1ヨーグルトだけでなく、カスピ海ヨーグルトもコレで作り始めました。慣れてくると最適の時間を読めるようになり、R-1なら、43度で7時間、カスピ海なら、27度で8時間にセットし、その後冷蔵庫で寝かせています。
以前室温でヨーグルトを作っていたときは、いつまでたっても発酵が進まなかったり、うっかり発酵がすすみ過ぎて酸っぱくなっていたりと味が安定しなかったのですが、温度管理がされているので、一度ベストの温度と時間を発見できれば、その後は安心して酸っぱくないヨーグルトが食べられるのです。

ヨーグルトを食べ続けて1か月、
驚いたことには、家族がデザートデザート言わなくなった!のです。 ヨーグルトさえあれば満足してくれる。自家製ヨーグルトは酸味が少ないので、トッピングを工夫すればリッチなデザートにもなるし。市販のプリンなどは、「甘すぎる」と言い始めました。
それに、スーパーで大量のカップヨーグルトを買っておく必要もなくなり、家計も助かってるかも(その代わり牛乳を買ってるけど)。

ただし。
R-1ヨーグルトを食べ始めて、5歳以来まったくインフルエンザにかからなかった次男がインフルエンザにかかりました。どうしてくれるんだR-1!と思いましたが、自家製で増やしても、R-1菌はうまく増えないらしいです(じゃ増えているのは何菌なんだろう)。それから、このところ長男の花粉症がひどく、ここ数年来鼻づまり最悪です。
なので、ヨーグルトがインフルエンザやアレルギーに効くかどうかは…………。
ま、家族が喜んで食べてるからいいけど。



タニカというメーカーのヨーグルティア。

ヨーグルトには柑橘系を入れてさっぱり味
シロップを入れてプリン味など変化をつけて。
 

2015年12月23日水曜日

カレーで風邪を撃退

父ちゃんの風邪がすっかり治ったと思ったある日。
朝起きたら頭が重い。あら~、夕べ、焼酎飲みすぎた?
午後をすぎたら頭が重いどころか微妙に痛くなってきました。
……二日酔いかと思ったら、風邪の兆候、ってのは私のよくあるパターンですぞ。

こうなったら、夜はアレにするしかない!

ここ数年、あたしゃ風邪で寝込んだことはありません。
こないだの父ちゃんみたいに、「明らかに具合が悪い」という状況にさえ至っておりません! 

それは、「あやしい」と思ったら、すぐに策を講じて事なきを得ているから。
具合悪くなる前にできることをやっておけば、多くの場合、風邪ってやりすごすことができるんです。

ごく軽いのどの痛みを感じた場合は、龍角散のどあめをなめなめ、濃く入れたほうじ茶をがぶがぶ。私の場合は、これだけでほとんどの軽い風邪症状は抜けていきます。
ほうじ茶のカテキンには強力な殺菌作用があるので、風邪を重症化させないためにはうってつけ。

そして、もうひとつの作戦。
夕飯を、チキンカレーにする。

え~、具合悪いのにカレー?と思われるかもしれませんが。
私の場合は、のどが痛かろうが寒気がしようが、カレーを作ってカレーを食べて寝てしまえば、なぜか、翌朝ピンピン元気、元通りになってしまうのです。自分でもホントに不思議なのですが。

きっかけは10年ほど前。
日比谷公園で開かれていたボランティアフェスに行ったときのこと。
お世話になった作家のHさんがかかわるブースがあり、風邪っぽくて調子がよくないのを押して出かけていきました。
Hさんは長年ネパールの少女たちのためのボランティアをしていて、資金を集めるためイベントではいつも大鍋に大量のカレーを作って売っていました。顔くらい出さなければとムリして出かけていったのです。
そこでいただいたチキンカレー、サフランライス、そしてチャイが美味しくて‼

しかしそれより驚いたのは、家に帰るまでに、風邪が吹っ飛んだのか、具合がよくなってしまったことでした。

後日Hさんに
「風邪気味でつらかったのに、カレーいただいたら、帰り道で風邪治っちゃいました」
と話したところ、
「あ、そういえば私も前日から風邪気味だったんだわ。大量のカレー作ってるうちに治っちゃった。しょうがとかいっぱい入れてるからかしらね」

考えてみれば、カレーにはしょうがやにんにくのほか、カレー粉ほか、各種スパイスを使っています。鶏肉は体を温める食材だし、サフランも紅茶も、体を温めるもの。

おお、チキンカレーって、たしかに風邪に効くかも!

そして私は、その経験以来、風邪の危険が迫るとカレーを作って撃退するようになったというわけ。

この場合は、やはり鶏肉に限ります。
しょうが、にんにくのほか、スパイスをばしばし投入。カレー味はカレー粉で。ルーは隠し味程度に使って油少な目に。
必ず使うスパイスは、ターメリック(うこん)、クミン、カルダモン、ガラムマサラ、クローブ。とくにたくさん入れるのはクミン。最初に玉ねぎを炒める時から入れて焼き付け、よく香りを出します。

サフランは高価だからサフランライスまでは作らないけれど、紅茶を煮出してインド風の甘いミルクティーもポットに作っておきます。それをデザートに。体もバッチリ温まります。

今回も、カレーはおいしく食べ、ぐっすり眠り、翌朝はピッカリ元気になりました‼

ターメリックやクミンなどのスパイスは胃腸の働きもよくするので、油を少な目、白飯控えめのカレーにすれば、お腹の調子も整えられます。

「おせちもいいけど、カレーもね」というコマーシャルが昔あったけど、年末年始にも、カレーはあり、かも。






鍋にスパイスをブチ込んで、香りをかいているうちから、
なぜだか元気になっていくから、不思議。
アロマ効果?
今気づきました。家族で私が一番風邪ひかないのは、
私が自分の体調を察知して、自分でカレー作ってるからですネ・・・。


ミルクティーはインドのチャイ風に紅茶を煮出して作ります。
しょうがパウダー、シナモンを入れて風邪予防のダメ押し。
ポットに作っておいて、熱いのを少しずつちびちびとがおすすめ。

 

2015年12月15日火曜日

風邪のひき始めは、食べずに寝る!

日曜日の午後。
「咳が出るし、なんだか仕事やる気がしない」と、ソファに座ってずーっとマラソンを観ていたダンナ。その後、寒気がすると言い出しました。

怪しい咳はしてたのですが、うたたねで完全に風邪っぽくなってしまったみたい。
「風邪ひいたかな、風邪ひいたかな」 そう言いながらビールを飲むのが困ったものです。よけい冷えてしまうのに。
「おふとんで寝たら?」と言っても、何か食べようとして、 夕飯の支度をしている私の横をウロウロウロウロ。
意味もなくウロウロするのは子どもの風邪ひき始めにありがちな兆候ですが、おじさんも同じです。ぞくぞくして不安な感じで、じっとしていられなくなる。
おじさんの場合、そういうときに栄養をつけようと、やたら飲んだり食べたりする傾向が。
ウチのおじさん(ダンナさま)の場合はいつもそう。そんでお腹まで壊してかえってひどいことになる。

これ以上「アルコール消毒」されてもマズイので、一計を。

取り出したるは、先日セブンイレブンのくじであたった栄養ドリンク。風邪の発熱でだるいときの栄養補給、というものです。生姜にロイヤルゼリー、生薬配合、などなどと書いてあります。
私はこのテのドリンク剤は嫌いだけど、子どもやおじさんは、こういうの嫌いじゃないのよね。市販品を出してもらうと、特別扱いみたいで喜ぶ。案の定、「ふーん、ロイヤルゼリーだって」と言いながら飲んでました。

煮えている途中の夕飯のシチューをうらめしそうに見ていましたが、具合がよくないのはほんとだったらしく、ドリンクを飲むと、おとなしくフトンへ。あっという間に寝てしまいました。

そして、
いつもなら、どんなに熱があっても2時間くらい寝たら、「腹減った」と台所に降りてくるいやしんぼのくせに、私と子どもたちでガヤガヤ食事をしていても降りてこない!
心配になって息をしているのか確認しにいくこと2回。
ドリンクが効いたのか?
結局夜12時になっても起きませんでした。

翌朝、 なんと驚いたことに、私が起きたときにはすでに起きていて、書類を出して仕事をしているではないですか。
「どうしたの、風邪はダイジョブ? 起きてきてご飯食べなかった?」
「食べなかった」

へぇー! いやしんぼのダンナが珍しい。
「一度、みんなが夕飯食べてる音がガチャガチャしてたから、目が覚めてどうしようと思ったんだけど、そのまままた寝ちゃったんだよねぇ」
目が覚めたらなんだかすごく気分がよくて、頭もさえてるから仕事してたらしい。

「風邪治っちゃったよ。あのドリンクが効いたのかな?」
いや、ドリンクが効いたというよりたぶんそれは……、
「もしかして、夜ご飯食べてないから、スッキリしてるんじゃない?」
「あー! ……そうかも」

このごろ食べ過ぎてたしね。
なんだか風邪だけでなく、頭のもやもやまで追い出したようなスッキリした顔。

冬に寒気がする場合は、胃腸の風邪のこともあるし。風邪薬飲むために無理やりご飯食べたりする人もいるけど、水分だけにして、胃を休めたほうがいいんです。
で、朝スッキリ目覚めて、お腹がすいたら、ご飯を食べる。

風邪のひき始め、あるいは、なんだか具合の悪い時は、食べずに寝る! 

これは鉄則かな。



生薬入りの栄養ドリンクをわざわざ買わなくても、
熱い紅茶にしょうがやはちみつや黒糖、シナモン、クローブなど入れたら、それっぽいものになります。
体もあったまる!
しょうがをいちいちすりおろすのも面倒だし、
冬はしょうがパウダーを常備。
ほうじ茶にしょうがをいれるのもとってもおいしい!